20cmドブソニアン望遠鏡で大犬座η重星とシリウス伴星を撮影しました。
3月31日晴れ。日課の夕方のウォーキングを取りやめて、大犬座η重星とシリウス伴星を撮影することにしました。
少しかすんだような空でしたが、二つの星の今季撮影チャンスはもうないと思い、19時過ぎから撮影準備しました。
大犬座η重星は「ほしぞらの探訪」の本には重星として載っていませんが、ネット検索で重星であることを知りました。
η星が隣家の屋根に隠れないうちに観察・撮影しました。
η重星は光度2.5-7等、角距離120秒です。×48倍で観察しました。ここにも重星がありました。天文歴50年以上でもη重星は初観察です。
次にシリウス伴星を×200倍で観察しました。
シリウスの光芒は穏やかでしたが、少しにじんだような感じでした。
伴星は時々何とか観えていましたので、連写撮影を繰り返しました。後で良い画像を選びます。
多分、本日(3/31)が今季のシリウス伴星撮影の最終になると思います。真冬のような良いシーイングは望めませんから。
撮影した写真2コマを添付します。
①大犬座η星(重星)
2021年3月31日19時35分23秒 露出1/15秒×3コマ 20㎝ドブソニアン望遠鏡 F6
アイピースSP25㎜ 35㎜ F4.5 トリミングISO3200 自宅 気温16℃
②シリウス主星と伴星
2021年3月31日20時10分03秒 露出1/8秒×7コマ 20㎝ドブソニアン望遠鏡 F6
アイピースNPL6㎜ 35㎜ F4.5 トリミングISO6400 自宅