光害の自宅でくじら座ミラο(オミクロン)星極大頃を観察・撮影しました。
10月22日夜、晴れました。くじら座ミラ(脈動型変光星)の極大頃の天文情報を知り、急きょ、自宅で観察・撮影することにしました。
今年の梅雨時から一晩中晴れる日がほとんどありません。貴重な晴れ間と思い、ミラの観察・撮影を行いました。
22時頃、南東の空にミラがいます。くじら座β星(デネブカイトス、光度2.0等)を頼りにして試写しました。
くじら座の星座の中に、ミラが写っていました。α星(メンカル、光度2.5等)の右側です。肉眼で見えるかどうか自分の眼で確認しました。
メンカルより少し暗く見えました。光度は2.6等と目測です。(予報光度2.1等)
ミラは周期約332日で光度2.3~10等まで変光します。光害の空で肉眼で見えることはあまりありません。
今回は観察のチャンスです。11/7頃が極大日だそうです。もう少し明るくなるかもしれません。是非、自分の眼で見て確認してほしいです。
ミラの上側に天王星(光度5.7等)がいます。また、ミラの左側にすばるとヒヤデス星団もいます。これらの構図で写真になります。
撮影した写真2コマを添付します。(拡大しますと、よく判ります)
①くじら座ミラ極大頃と天王星
2019年10月22日22時05分00秒~39秒
露出5秒×3コマ 24㎜ F2.8(絞り3.5)
ケンコープロソフトンA(W)フィルター ISO800 自宅 気温17℃
②すばる・ヒヤデスとミラ
2019年10月22日22時15分44秒~16分08秒
他データは①と同じ