今迄に20cmドブソニアン望遠鏡で重星を100個以上撮影していました。
2月23日晴れ時々曇りで強風でした。本日(2/23)夜は星空撮影に向きませんので、今迄に撮影した重星の数を調べてみました。
DVD「新星空の友」を制作中に多くの重星を撮影ているこに気付き、気になっていました。
そこで、パソコンの撮影データファイルの中から重星の撮影個数を調べました。
その結果、2017年から4年間で約110個の重星を観察・撮影していました。
元名古屋市科学館の故・山田卓先生の新装版「ほしぞらの探訪」(地人書館発行)の本を購読してから重星に興味を持ちました。この本は星空のバイブルで小望遠鏡で観察できる重星や星雲・星団のことがたくさん載っています。
重星は光害の自宅でも十分に観察・撮影できますから、やってみようと思いました。観察・撮影し出しますと、意外と面白いことに気付きました。
1個の星に見えた星がアイピース(接眼レンズ)を覗きますと、2個や3個、4個と観えることに感動します。星の色もいろいろできれいで魅了されます。
今度、撮影した重星を星座別にまとめて写真集にすることを考えています。折角撮影しましたので、撮影したままにしないで編集してガイド本のようにしたいです。
「ほしぞらの探訪」に載っている望遠鏡向き重星は、ほとんど撮影しましたので、重星ガイド写真集になると思います。
これから企画検討して実行しようと思います。
重星写真の一例(オリオン座σ)を添付します。
この星は1/21のブログにも載せています。
今が観察・撮影に適した星です。
--- 追加 ---
2/25夕方から「月面A」が観察・撮影できるかもしれません。
18時30分頃、月齢13.6ですので、もし晴れたら一度観察してみてはどうでしょうか。(天気予報は夕方曇りですが)
「月面A」は月齢13.5~13.6の頃に月の欠け際、中央付近に観察できます。(2/24午前追記)
残念ながら月は雲の中でダメでした。(2/26午前追記)
オリオン座σ(四重星)
2021年1月20日19時52分~54分
露出0.1秒×150/300フレーム×3コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ASI290MC
IR/UVカットフィルター GAIN350 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ9 トリミング自宅 気温2℃
※キャプチャエリア544×548