ε-130D望遠鏡でカノープスを撮影しました。
2月20日晴れ。夕食後、近郊の「カノープスの見える丘」へ行って望遠鏡によるカノープス撮影に挑戦することにしました。
空はかすんだような白っぽい空でしたが、現地へ行くことにしました。行ってみなければ、カノープスが見えるかどうか判りません。
現地へ着いて北極星を捜しましたが、白っぽい空で判りません。双眼鏡で捜しても判りません。いつもならば判ります。やはり撮影条件は良くないです。
とりあえず望遠鏡を車から出して組み立てました。しかし、北極星が見えませんので、極軸合わせに困りました。
大体の北は判っていますが、極軸望遠鏡で北極星が入りません。時間待ちして再度極軸望遠鏡を覗きますと、北極星が端の方に見えました。良かったです。これで極軸合わせできました。
南中頃のカノープスを双眼鏡で捜しましたが、見つかりません。カノープスは肉眼でも双眼鏡でも判りませんでした。
今度はシリウスを基準星にして目盛環を使ってカノープスを導入しました。
望遠鏡の向きは地面とほぼ平行に近いです。南中時の地平高度は約2.5度ですから、こうなります。
試写してカメラモニターをチェックしました。
低空の木と電線が写っていました。カノープスは画像拡大して赤っぽく写っていました。空の条件が良くないため、あまり明るく写っていません。
連写撮影しました。後で良い画像を選んでソフト現像処理します。
今回の撮影はテスト撮影です。次回、透明度の良い空でもう1回撮影してみようと思います。
撮影した写真を添付します。
望遠鏡によるカノープス(今回はテスト撮影)
2021年2月20日20時44分33秒~54秒 露出2.5秒×2コマ ε-130D F3.3 LPR-Nフィルター
ISO1600 トリミング 愛知県大府市 気温9℃