気になって、4日ぶりにオリオン座α星ベテルギウスの光度観察しました。
2月17日夜、冷たい風が吹くものの快晴。入浴後、自宅庭へ出てみますと、南中過ぎのオリオン座が見えていました。
オリオン座の形がハッキリ見えます。三ツ星もハッキリ見えます。
ベテルギウスとγ星ベラトリックス(光度1.6等)を肉眼で比較観察しました。光度は同じくらいの明るさですが、よく観察しますと、4日前よりもベテルギウスの光芒の芯の方が少し明るくなったように観察しました。(光度1.5等かも)
ベテルギウスの明るさが少し戻ってきたかもしれません。
三ツ星の真ん中ε星(光度1.7等)よりベテルギウスは明るいです。
更に継続して観察しようと思います。
肉眼で観察できますから、夜晴れたらベテルギウスの光度観察してみると面白いと思います。滅多にない天文現象が今起きています。自分の眼に焼き付けて置きたいものです。
尚、ベテルギウスの減光の割合を計算してみますと、最も明るい時(0等の時)よりも1.6等の時は、明るさが1/4.4(約23%)に落ちています。77%暗くなったことになります。(光度1等の違いは明るさ2.51倍に相当しますから、2.51の1.6乗の逆数だけ暗くなります) ※2/21、再度検算して明るさの数字誤記を訂正しました。