24年前のヘール・ボップ彗星と35年前のハレー彗星の望遠写真を載せました。
5月9日曇り。今年まだ明るい彗星がありませんので、思い出のヘール・ボップ彗星とハレー彗星の全盛期頃の望遠写真を載せることにしました。(スキャナー写真へ変換)
この二つの彗星は天文史上に残る大彗星です。ヘール・ボップ彗星は平成時代を代表する彗星です。ハレー彗星は公転周期76年の周期彗星です。
当時、この二つの彗星は望遠レンズを使って撮影していました。
ヘール・ボップ彗星は子供達と家族で一緒に観察しています。ハレー彗星は新婚当時、夫婦で一緒に観察しています。私の家族の記念になる彗星です。
最盛期のヘール・ボップ彗星は全光度-1等、ダストの尾の長さ10.4度です。肉眼彗星でした。
ハレー彗星は全光度3等、ダストの尾の長さ4度です。双眼鏡彗星でした。
ヘール・ボップ彗星の次回の回帰は西暦4531年です。気の遠くなる年月です。まさに天文学的な数字です。
ハレー彗星は次回西暦2061年夏に回帰します。今度は大彗星として帰ってくる予報です。今から40年後ですから、今若い人は観察するチャンスがあります。楽しみに待ってほしいです。
彗星の望遠写真2コマを添付します。
①ヘール・ボップ彗星(C/1995 O1)
1997(H9)年4月10日19時36分00秒~39分30秒
露出3分30秒 135㎜ F2.8(開放)スカイメモQ
自動ガイド トリミング フジクローム400プロビア
愛知県稲武町(現、豊田市)
②1986年回帰のハレー彗星
1986(S61)年3月8日04時52分00秒~05時07分56秒
露出3分×3コマ 200㎜ F4(開放)スカイメモQ
自動ガイド トリミング フジクローム400 愛知県美浜町