昨日（11/14）夜明け前に撮影した写真でエラスムス彗星（C/2020 S3）の移動確認を載せました。
11月15日昼、晴れ。昨日の夜は快晴でしたが、体力温存であえて撮影は休養しました。
本日（11/15）、20S3彗星を10分後に撮影した写真もありましたので、彗星の移動確認写真を制作しました。
写真を見ますと、わずか10分の違いでも彗星移動が確認できました。12月12日の近日点通過に向かって移動スピードが速くなっています。
20S3エラスムス彗星について調べてみました。
この彗星は、9/17に南アフリカ天文台のエラスムス氏がハワイのＡＴＬＡＳサーベイ５０ｃｍ望遠鏡の写真観測で発見したものでした。太陽に接近して予報光度約5等まで明るくなる予想です。
夜明け前の低空に位置しますが、なるべく追跡撮影してみようと思います。
移動確認した写真を添付します。
20S3エラスムス彗星の移動スピードを写真から測定しますと、角度にして0.8分／10分間（4.6分／時間）です。１日で1.8度東へ移動しています。
エラスムス彗星（C/2020 S3）の移動確認
2020年11月14日05時18分08秒～20分09秒 露出8秒×15ｺﾏ
2020年11月14日05時28分26秒～29分59秒 露出6秒×15ｺﾏ
ε-130D F3.3 LPR-Nﾌｨﾙﾀｰ ISO1600 ﾄﾘﾐﾝｸﾞ自宅 気温10℃
