夕空の金星(宵の明星)・水星最接近を撮影しました。
5月29日、梅雨の中休みで晴れ。夕方、自宅近くの高台へ行って金星が見えることを確認しました。
西北西の低空に金星が見えましたので、急きょ、車で近郊の「カノープスの見える丘」へ撮影に行きました。
金星と水星の角距離は約0.5度です。金星を写せば水星も同一写野で写ります。
薄明の低空は薄雲でかすんでいます。金星(光度-3.9等)はハッキリ見えます。水星(光度2.3等)は肉眼では判りません。
薄明終了前に撮影することにしました。薄明終了時には金星も薄雲に覆われてしまいますから、今が撮影チャンスと思いシャッターを連写しました。
カメラモニターで水星が写ったかどうかチェックしましたが、判りませんでした。
とりあえず、露出を数通り変えて撮影しました。ソフト現像処理で確認します。
撮影後、自宅へ帰ってすぐにソフト現像処理しました。
水星は薄雲の中に写っていました。金星の左下に点像でした。
撮影した写真を添付します。
一応、写ったという記録写真です。
夕空の金星・水星最接近
2021年5月29日19時49分42秒~46秒 露出0.4秒×5コマ 35㎜ F2.8(絞り3.5)
固定撮影 ISO800 トリミング 愛知県大府市 気温22℃