条件の良くない中で20cmドブソニアン望遠鏡でシリウス伴星を撮影しました。
2月25日夜、晴れたり曇ったり。天気予報で風のない晴れ予報でしたので、シリウス伴星を撮影することしました。
シリウスの輝きはまばたきも少なくて伴星が写せると思って、ドブソニアン望遠鏡を準備しました。
×200倍で眼視観察しました。シリウスがにじんだ感じで伴星は観えませんでした。
望遠鏡を置いた位置が良くありませんでした。隣家の屋根が邪魔して主鏡のケラレが発生する位置でした。ファインダーではシリウスはケラレなく観えますが。
主鏡のケラレと良くないシーイングでシリウス伴星は写ったかどうか判りません。
とりあえず撮影を繰り返しました。
シリウス南中時も伴星の位置角測定用に撮影しました。
夜、撮影した動画をソフト現像処理しました。しかし、伴星の写ったものはありませんでした。
翌日(2/26)、もう一度動画をチェックしました。
たくさん撮影した動画の中に2ショットだけ伴星が映っていました。
仕方なく2ショットだけでソフト現像処理して写真にしました。
写っただけでも良しとします。
この頃、冬将軍寒波で風の強い日が多くてシリウス伴星の撮影チャンスがありません。
3月がシリウス伴星の撮影チャンスと期待したいです。
南中時に2025年の伴星位置角測定用写真を撮影しようと計画しています。
条件の良くない時は、20cmドブソニアン望遠鏡でもシリウス伴星は写りません。
これからは望遠鏡の置く位置をよく見て、好条件の時に撮影しようと思います。
撮影した写真2コマ(伴星写らなかった写真含む)を添付します。
①条件の良くない時のシリウス伴星

2025年2月25日19時20分
露出45.9ms×250/500フレーム×2コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ASI290MC
IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ9 トリミング自宅 気温6℃
※キャプチャエリア544×548
②伴星写らなかったシリウス

2025年2月25日19時21分
露出45.9ms×250/500フレーム×1コマ
他データは①と同じ