ε-130D望遠鏡で大熊座ミザール(ζ)とりょうけん座コル・カロリ(α)重星も観察・撮影しました。
5月4日夜、快晴。M51子持ち銀河撮影のついでに重星、ミザールとコル・カロリを観察・撮影することにしました。
ε-130D望遠鏡は主に彗星・星雲・星団の撮影に使用しています。
基準星として使用したミザールを導入して一眼デジカメのカメラモニターで拡大して観ますと、主星と伴星が分離して観えましたので、重星撮影しました。
コル・カロリも同様にしてカメラモニターで拡大して観ますと、主星と伴星が分離できました。
ε-130D望遠鏡も重星の観察・撮影に使えることを改めて知りました。
今までは20cmドブソニアン望遠鏡で重星の観察・撮影をしてきました。
ε-130D望遠鏡はEM-1赤道儀に搭載してありますから、南北方向が簡単に決まります。
構図の上下方向を南北に位置決めすれば、伴星の位置角が容易に測定できます。これは便利ですね。
角距離10秒以上の重星の位置角測定に威力を発揮しそうです。今回新たな発見です。
ε-130D望遠鏡を重星の位置角測定にも使ってみようかなと思います。
撮影した写真2コマを添付します。
ミザールの主星と伴星の角距離は14.5秒、主星とアルコルは肉眼重星(角距離745秒)です。
コル・カロリの角距離は19.6秒です。
①ミザール(重星)
2024年5月4日20時08分13秒~14秒 露出1/4秒×6コマ ε-130D F3.3
LPR-Nフィルタ- トリミング ISO800 自宅 気温17℃ ※上が北
②コル・カロリ(重星)
2024年5月4日20時16分53秒~55秒 露出1/6秒×6 コマ ε-130D F3.3
LPR-Nフィルタ- トリミング ISO800 自宅 ※上が北