久しぶりに、同志社畜JKのハルヒちゃんから連絡があった。
私もちょうどしようと思っていたところだったので丁度良いタイミングであった。
話を聞く限り相当辛そうであった。詳細は先方のコンプライアンス規定があり、私がそれを知らない為に書けないが長時間労働を強いられる上にやり甲斐がないとのことである。私の記憶が蘇る。
碌な研修も無しに担当ないし教室を持たされ、目標未達であれば怒鳴られるか冷遇される。人生の中でこいつだけは絶対に許さない奴リストを更新する日々を送り、ただ辞めたいという言葉だけが脳内を巡るのだ。
彼女の辛さは到底形容できるものではなかろう。同じくブラック企業でプレスされた私でさえ、現環境は分からないのだ。
しかしそれほどまでに、ブラック企業というのはほぼ全て情報の閉塞に長けていると言える。これは働く従業員のモラルが高いからこそ成し遂げられている奇跡といっても過言ではない。私とて例外ではないはずである。
これまで12月から更新してきた全てのブラック事情を、企業名一つ明かして労基に駆け込めば、ワンチャン大炎上もあったはずなのである。
こうして実情を並べてみると、実に日本人向けの資本主義構造になっているではないか。
ブラック企業を消し去りたいと心から願う一方で、巡り会えた良い企業を更により良くすべく全力を尽くしたいと願う。
しかし難しいのが、ハルヒちゃんが大企業に属しており辞めた時の損失が大きくなるのではなかろうかという懸念を抱かざるを得ないところだ。辞めよというのは実に簡単だと、本日のニュースで我が国の首相も仰っていた。私社畜JKみなみとして、どのような助言ができるかの判断は困窮を極める。