電子の藻屑という言葉がある。
インターネットに存在こそするものの放置され現存する博物館と相成るものであり、つまるところ昨日までの当ブログである。
皆様、お元気で過ごされたであろうか。
私はお元気と言えばお元気だった。しかし、ここ直近は実に波瀾万丈であったことをお伝えしなければならないだろう。
青天の霹靂は人生いつでも誰の身にも起こり得るのである。
それは私が正式に大阪府担当営業として活動を始めた僅か1ヶ月後の出来事であった。
「ちょっといいか?」
直属の上司が私に声を掛ける。二つ返事で立ち上がり、上司が案内するがままに会議室へと入ると、我らが営業部長閣下がいらっしゃる。
「どう? 最近は」
「順調です。業界としても面白く今後も引き続き続けていきたいと」
私は一瞬、先月出された正式採用を覆されるかと勘繰ったのだ。結論から言えばそれは誤りであった。
「折り合って話がある。名古屋駐在のMが辞めることになった。君には後任を頼みたい」
「名古屋...でありますか?」
「そう。まぁウチの一番デカい市場になる。大変だけども良い経験ができるとも」
正しく満面の笑みであった。人員配置の都合上他の先輩方の異動は困難を極める。入りたて、独身、プロパーの三拍子揃った私はうってつけの存在であった。
「それがご命令であれば、喜んで行きます」
と。
まぁ、最初から私に選択肢など無いのだが。
そしてそこからは怒涛の引継ぎと客先との飲み会が私を待ち受けていた。
仕事では愛知県へ出張。私事では着々と愛知県への引っ越し準備を進める為にほとんど休みらしい休みがなかったと言えよう。
この11月からようやく落ち着き、辞め行く先輩も有給消化期間に入った。本日も私1人で三重県まで日帰りで行ってきたところだ。
長くなったが、ここでもって社畜JKみなみの社畜生活第二章が開幕したことをお知らせする。
恐らく前ほどの頻度では無いにしろ、今までよりは更新頻度を上げていく所存である。
そんなところで、どうぞ今後ともよろしくお願いしたい。以上