樹脂製サスペンション

2013-10-21 | 
先日、ドイツのZF社がモーターショーに樹脂製の

自動車のサスペンションを出展したという記事が

あって驚いた。


自動車の車体を支えるスプリングは、今までの常識

から考えると耐久性的にも強度的にも金属以外に

ないと思い込んでいたけど、スプリングまで樹脂製

だというから技術の進歩は凄いもの。


樹脂のいいところは軽量ということで、これから燃費の

いい車を作っていくには必要不可欠なわけだが、特に

大きな荷重や衝撃の加わる部分は金属に比べると

耐久性の面でどうしても劣っていた。



ところが、今回展示されていたスプリングとサスペンション

・ナックルをモジュール化した製品は、従来の鉄製のものと

比べて重量が半分になるという。


また、左右輪をつなぐ板バネ状のエンジニアリングプラス

チックも展示されていた。


説明によれば軽量化に貢献するだけでなく、同じ形状としな

がらも、ねじり剛性と上下にかかる剛性を自在に調整できる

のもエンジニアリングプラスチックのメリットだという。


未来の車の姿が少しづつ見えてきたような気がする。


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2 コメント

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comさん、 (shibatex)
2013-10-22 18:52:22
どうなんでしょうね~
その辺はもちろん、踏まえて開発
しているんでしょうけど。

それともサスもタイヤのように消耗品扱い
になったりするのでしょうかw。
返信する
軽いのはいいが… (com)
2013-10-22 12:18:46
強度と耐久性が気になりますね。

今の車は壊れにくいので、最低限10年10万キロは壊れず使えないと…
返信する

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