丸山遠見望楼

2007-09-24 | 
2004年の初夏に初めてここへ来て、眺めの素晴らしさに

感激してまた行って見ようと思っていたけれど、残念ながら

2004年秋の台風18号被害(風倒木)の影響によりその後

数年間、この場所へ通ずる林道は通行止めとなっていた。


確かにあの台風の後、支笏湖周辺は予想以上の大規模な

倒木被害で大変なことになっていた。


その後始末もようやく終りつつあるのだろうか。


国道276号線を支笏湖側から苫小牧方向へ車を走らせると

右側に丸山遠見望楼への林道のゲートがある。


たまたまかもしれないが、今日行ってみたら林道のゲートが

開いていた。


ここに来るのは実に3年ぶり。


このゲートが開くのを心待ちにしてた人も結構いるんじゃ

ないかな。


ここの林道は路面も硬く踏み固められていて割りと走りやすい。

と、思ったら結構雨で侵食されている所がアチコチにあって

シャコタンの車では当然無理、普通乗用車でも腹を擦りそうな

ところがあった。


出来れば車高の高いSUVかクロカン4駆で行くのが、

望ましいね。


林道ゲートから暫く走ると丸山遠見望楼と口無沼への分岐があり

まずは丸山遠見望楼へ。




さすがに今日は天気も良くて、たくさんの車とすれ違った。

ただし、道が狭いからすれ違うのは大変。




ほどなくして、丸山遠見望楼に到着。


丸山樹海の標高321mの丘陵地にある展望台で、もともと

明治中期に山火事予防の火の見やぐらとして建てられ、

100年以上にわたって森林火災防止や森林造成の推進に

大きな役割を果たしてきたのだとか。



しかしながら、何ともマニアックなスポットw。

しかも今日は車を降りると上の方から、ポロリン、ポロリンと

生ギターの音が聞こえてくるじゃない。


???

状況が理解できない。


階段を上っていくと、なんと途中の小さなスペースに、

アコースティックギターを抱えて座っている一人の

変なおじさんがいた。


「ああ、どうも」なんて気軽に声をかけてくるから、こちらも

つられて「あ、どうも」。


そのおじさんが延々と松山千春なんかの曲を弾いていたという

わけ。


こんな山奥の見晴らしのいいところで、ギターを弾くのは

ある意味とても気分がいいのかもしれないが、とにかく

変わった人がいるものw。


まあ、そんな生ギターのBGM付きで見る風景もなかなか

趣があっていいかもw。


相変わらず周囲360度に樹海の広がる素晴らしいパノラマだし。


ただ、支笏湖に近いのになぜか山の陰になって見えないのが

唯一惜しまれる。

ここから支笏湖が眺められれば、100点。



それからせっかくここに来たら、口無沼もセットで

行ってみるといい。


先ほどの途中の分岐まで戻り口無沼へ向かう。

思っていた以上に距離がある。


しかしこの支笏湖周辺の林道は支線がたくさんあって、注意

しないと迷う可能性あり。

ナビがあれば安心だけれど。


で、ようやく小さな案内板を発見、右折するとスグに森の中に

ひっそり小さな沼が現れた。

ここは初めて来たのだがとっても静かでいい雰囲気。


流れ出る川も流入する川もないから口無沼というらしい。




水も澄んでいて綺麗だけれど、魚はいないみたい。






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