移動式ワイヤレス電力伝送

2010-09-02 | コラム
昨年も一度ワイヤレス給電に関して書いたがその

ときは家電製品が主にその対象だった。



うちにあるブラウンの電動歯ブラシも既に電磁誘導を

用いたワイヤレス方式だけど、高い伝送効率を得る

には送電側と受電側を近接させる必要がある。



ところが最近は、話がもっと飛躍して電気自動車

にも普及するかもという話。



一般的な電気自動車の構想はリチウムイオン電池を

積んで、ある特定の場所で充電して走るという感じ

だけれど、龍谷大学(理工学部電子情報学科・粟井

郁雄教授グループ)が開発した「移動式ワイヤレス

電力伝送」
が実用化されれば走りながら給電、充電

することが可能になるという。



原理としては電気自動車が道路に埋めた電線の上を

走っている限りマイクロ波によって電力を受け取る

ことができるというもの。


現行の電車における頭上の電線が地中に埋め込まれ、

その上で移動しながら非接触で電力を得ているという

イメージだろうか。



この技術が実用化されれば電気自動車の最大の弱点

である走行距離の短さを補うことができるという

から期待が高まるのも無理はない。



ただマイクロ波による周囲の機器等への影響もある

だろうし、もちろん人体へ何かしら影響もあるかも

しれないという課題もあるから実用化されるには

もう少し時間がかかりそう。








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2 コメント

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う~ん (しろりん)
2010-09-02 19:08:55
うちの場合、IHコンロで頭痛がするので、

どうなるのかしら~

という不安もありま~す
返信する
しろりんさん (shibatex)
2010-09-02 21:53:12
なるほどIHコンロでさえ人体に影響が
あるのなら、これはかなり危険かもですね。

でも、なんとかそういう問題をクリアして
実現してほしいものです。
返信する

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