「ご飯」ですよ～

最近はペットブームということで、犬や猫のみならず、

様々な動物が家庭で飼われるようになった。


そして、人間以上に大事にされている場合も多い。



ハウスメーカー勤務の知人に話しを聞けば、家を新築するとき

などは自分の配偶者や子供達よりも、ペットを優先する人も結構

多いのだとか。


子供達の部屋には最低限のお金しか出さないのに、広いペットの

部屋を作ったり、ペット専用の床材や壁材には惜しげもなく

お金をだすという。


猫が毎朝新聞を取って来るからポストの位置を下げてほしいとか、

犬や猫専用のドアを付けたりだとか、なかなか設計する方も

苦労が多い。




また、会話の中でも、十分に気を付けて言葉を選ばないと大変な

ことになる。


例えばペットと言えど飼い主の前で、決して「餌」なんていう動物扱い

した？言葉を使ってはいけないのであるｗ。


飼い主にとっては、れっきとした家族の一員であり、人間として対等に

接しているから、必ず○○ちゃんの「ご飯」とか○○君の「食事」と

言わなければＮＧなのだｗ。


うかつに「犬の餌」とか「猫の餌」なんて言おうものなら、飼い主は急に

不機嫌になって、せっかくの商談もとってもやりずらくなるというｗ。


「餌」と一言、口にしただけで担当を変えろ！なんてことや、極端に

なれば破談になる場合もある。



確かにウチでもペットを飼っているから、その気持ちも

わからないではない。



が、ペットに全く興味が無く、しかも飼ったことのない人には

やっぱりこの辺がどうしても理解できないようで、商談ではかなり

苦労するという。


そういう意味では、タバコを吸ったことのない人と、喫煙している人

との関係に良く似ているような気がするｗ。



やはり何事も経験してみないとわからないという話。