未来便

何かの番組を見ていたら「タイムカプセル」という

言葉が、耳に入ってきた。

「タイムカプセル」とは知っての通り、カプセル状の容器

にその時代の「物」を入れて地中に埋め、ある年月後に

開けるもの。

それは１０年後かも２０年後かも知れない。

学校においての卒業記念や、会社の創業○周年記念

などでよく作られていたはず。

 

たしか、小学生のころに初めて聞いたかなぁ、なんて

懐かしく感じた。

あの頃、スグにプラスチックの容器を探してきて、

それに何を詰め込んだかは思い出せないけれど、

自宅の庭に穴を掘って埋めたっけｗ。

でも、まだ子供だったから「未来」まで待てずに

数週間後には掘り返していたようなｗ。

 

人は時が経つと、次第に過去の思い出を

忘れるもの。

だから、思い出を土に埋めて遠い未来が来たら

ドキドキしながら掘り起こし、すっかり忘れていた

昔の自分と出会ってみる。

これって、何だかとてもロマンティックな感じがする。

 

で、ちょっとネットで「タイムカプセル」を検索してみた。

何が出てくるんだろうと、少しワクワクしながら、

キーボードをポンと叩く。

 

フ～ン、ステンレスやＦＲＰで「タイムカプセル」を

作っている企業が結構あるんだ。

それに結構、立派に作られている。

今でも、どこかで「タイムカプセル」は埋められ、

どこかで掘り起こされているのだろう。

 

そして、他にネット社会らしいサービスもあった。

「未来便」、なんて映画や曲のタイトルにもなりそうな

なかなか素敵な名前ｗ。

手紙や小包を最小で一ヶ月から最大で20年間、

希望日まで預かり、その日が来たらに送って

くれるというもの。

コレだと土に埋めたり、掘り起こしたりという

こともないし、埋めたことを忘れてしまった！

なんてこともないｗ。

むしろ、すっかり忘れた方がサプライズがあって、

いいかも。

ただ、この会社が途中で無くなったらどうなるのか

わからないがｗ。