しりべしミュージアムロード

2006-02-22 | ART

東洋のサンモリッツと呼ばれるニセコ周辺には、地元出身の
 
アーティスト達の美術館がいくつかある。
 

倶知安町の「小川原脩記念美術館」をはじめ、
 
ニセコ町の「有島記念館」、
 
岩内町の「木田金次郎美術館」、「荒井記念美術館」
 
共和町の「西村計雄記念美術館」
 
などを結ぶルートを「しりべしミュージアムロード」
 
と呼んでいる。
 
 
 
この中には以前、真狩村の国松登ギャラリーが
 
含まれていたが残念なことに数年前に閉館してしまった。
 
 
 

これらすべての美術館をじっくり味わおうとすれば、
 
とても一日では回りきれない。
 
 
 
今まで何度かに分けて、ほぼすべて見て回った。
 

そして北海道出身の著名なアーティストがこんなに
 
たくさんいたんだと改めて知ったのだった。
 
 
 

また、このとき初めて「西村計雄」という画家の存在を知り、
 
彼のスピード感溢れる流れるような絵に感動してすっかり
 
ファンになってしまう、ということもあった。
 

あまり期待してなかったために、うれしい誤算だった。
 
 


 
それに美術館もいいが、ニセコ周辺の田園風景や羊蹄山、

緑のシャワーの中を走るコースはまさに自然の美術館。
 

ドライブコースとしても素晴らしい。
 

 

もう少しで白一色に覆われた冬が去り、長い眠りから
 
目覚める北の大地。
 
 
 
新緑が輝き始める季節になったらゆったりと
 
「しりべしミュージアムロード」を走るのも
 
いいかもしれない。


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