ロータリーエンジン(以下RE)は国内外様々なメーカーが
開発や量産を諦め、現在はマツダ1社でしか量産していない。
見た人もたくさんいると思うが、以前NHKのプロジェクトX
でRE開発のドキュメント番組があった。
その中で、技術者達がすさまじい執念で何度も紆余曲折を
乗り越え存続の危機と戦い、苦悩しながらこのエンジンを
育ててきた姿が描かれていていた。
今でも時々DVDで観るがとても勇気づけられる。
REは通常の上下運動を回転運動に変えるレシプロエンジンとは
構造が異なり回転運動をそのままアウトプットしているとても
ユニークなエンジンだ。
昨今はレシプロエンジンもかなり進化してきており、性能的に
あまりREのメリットが際立たなくなってきているのも事実で
あるが、官能的な回転フィールやエキゾーストノート、REなら
ではのボディーデザインなどまだまだREマニアにはたまらな
い魅力がある。
それに技術者達の熱い思いが伝わってくる数少ないエンジン
でもある。
自動車は知っての通りハード的には機械、電気、電子、材料、
人間工学、デザインなどの集合体である。
そしてその中に流れる作り手の思いや知恵、製造技術などの
ソフトの部分まで汲み取ろうとすると大変奥の深いものだ。
その時代や世の中を写す鏡でもある。最近の体裁だけ整えた
作り手の顔がよく見えない車が多い中で、RE搭載車は良く
も悪くも数少ない味のある車だということを改めて気づかせ
てくれる。
開発や量産を諦め、現在はマツダ1社でしか量産していない。
見た人もたくさんいると思うが、以前NHKのプロジェクトX
でRE開発のドキュメント番組があった。
その中で、技術者達がすさまじい執念で何度も紆余曲折を
乗り越え存続の危機と戦い、苦悩しながらこのエンジンを
育ててきた姿が描かれていていた。
今でも時々DVDで観るがとても勇気づけられる。
REは通常の上下運動を回転運動に変えるレシプロエンジンとは
構造が異なり回転運動をそのままアウトプットしているとても
ユニークなエンジンだ。
昨今はレシプロエンジンもかなり進化してきており、性能的に
あまりREのメリットが際立たなくなってきているのも事実で
あるが、官能的な回転フィールやエキゾーストノート、REなら
ではのボディーデザインなどまだまだREマニアにはたまらな
い魅力がある。
それに技術者達の熱い思いが伝わってくる数少ないエンジン
でもある。
自動車は知っての通りハード的には機械、電気、電子、材料、
人間工学、デザインなどの集合体である。
そしてその中に流れる作り手の思いや知恵、製造技術などの
ソフトの部分まで汲み取ろうとすると大変奥の深いものだ。
その時代や世の中を写す鏡でもある。最近の体裁だけ整えた
作り手の顔がよく見えない車が多い中で、RE搭載車は良く
も悪くも数少ない味のある車だということを改めて気づかせ
てくれる。
そうでないのとでは味が全然違う。
これはどんな仕事、製品にも言えることでしょう。