CO2エネルギー

2013-01-11 | 
アウディは自動車を作るだけではなく、今、人工的に次世代の

自動車燃料を作ろうとまでしている


「脱化石燃料・脱バイオマス燃料・脱食物由来燃料・CO2原料」

を掲げ、CO2(二酸化炭素)をエネルギーの原料にして、排出する

CO2を再びエネルギーに変換するというコンセプト。


燃料を燃焼させたときに発生するCO2をまたエネルギーとして

利用するなんてできるの?という感じだが、アウディはドイツの

ガス会社と共同で再生可能な電気エネルギーから水素を作り、

二酸化炭素(CO2)と水素(H)から合成でメタンガス(CH4)を

作るシステムをすでに発表している。


これはメタンガスから水素を取り出す燃料電池とは逆の化学反応

を利用しており、電力を使って水(H2O)を酸素(O)と水素(H)に

電気分解した後、メタン(CH4)製造プラントで家庭や工場から排出

される二酸化炭素(CO2)と水素を反応させてe-gas(合成天然ガス)

を製造するという。


ここで使用する電力はもちろん風力や太陽光によるものだけど、

どこまでコストを下げられるかが実現への鍵だろう。



日本では政権が代わり、再び原発依存に戻りそうな雰囲気だが、

こういう研究はどこまで進んでいるのだろうか。


ドイツでは少しエネルギーに対する考え方が違う。
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