「15年ぶりＡクラスへ、カープ投手王国復活の現実味」
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抜粋しますと、
1991年以来リーグ優勝から遠ざかっている広島カープ。
しかし、今シーズンは、久々にＡクラスを狙う戦力が整ってきたという評判だ。
特に投手陣は北別府学、大野豊、川口和久などを揃えて、
投手王国といわれた80年代の再現がなるのではないかと期待が高まっている。
なかでも評判がいいのが、ルーキーの野村だ。
東京六大学で30勝を挙げた実績を１年目から発揮してくれそうな予感が漂う。
そして２年目の福井もマイペースで調整を進めているが、
昨年、シーズンを通してほぼローテーションを守った経験が生きてくるはずだ。
またカープにとって大きかったのが、昨シーズン13勝とチームの勝ち頭だったバリントンの残留。
ツーシーム、カットボールなど、いわゆる「動くボール」を低めに集める制球力の高さは、
さすが2002年に全米ドラフトで全体１位指名を受けただけの逸材ということをあらためて証明した。
しかし、なんといっても投手王国再建のカギを握るのはエースの前田健太。
まだすべてが全力投球という内容ではなかったが、
変化球もほぼすべての球種を試すなど仕上がりは例年以上に早そうだ。
このオフ、前田はプロ入り後はじめて本格的な筋力トレーニングに取り組み、４キロ体重を増やした。
ボールの力を増すと同時に、１シーズンを乗り切る体の強さも身につけようという狙いだろう。
前田の完全復活こそが、投手王国復活、カープ再建のカギであることは間違いない。
あるセ・リーグ球団のスコアラーは
「前田健太という大きな軸があるのが本当に大きい。
前田の脇をバリントンや新加入・ミコライオの外国人勢と福井優也、野村祐輔のドラ１コンビが固めれば、
リーグでも屈指の先発陣が形成されます。
それに今村猛、サファテのリリーフ陣も安定感を増している。
年齢的にも若い投手が多いですし、まだまだ伸びる。
故障者さえ出なければ、十分に優勝を狙える投手陣になるはず」
以上です。
本当に今年はカープの評価が高いです。
「先発・中継ぎ・抑え」、どこを見ても他球団を上回る布陣が揃って来ましたからね。
評判通りにシーズンで働くことが出来れば、まさに「投手王国復活」です。
さらに、何より嬉しいのが勢いのある「若鯉」が中心になっている布陣だということ。
今年各人がさらに一皮むければ、長期に渡って「投手王国」は続くことでしょう。
待ちに待った時代が到来の予感ありありです！
一方で、打撃陣についてはこれからの実戦で色々パターンを模索していく必要があります。
まだまだ、得点力アップの最適オーダーは見つかってませんからね。
2次キャンプがスタートした今日。投手では2年目左腕岩見が1軍キャンプに昇格しました。
これに対し野手陣は、前田智徳、岩本、松本の3名が1軍に。
模索、見極めが始まっていますね。
さあ、攻撃陣の評価もこれから上げて行きましょう！
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今年こそっ、カープが主役だ！
