栄華を極めていた古代帝国。
天変地異に襲われたのか、あるいは人のおごりが招いたのか、崩壊の原因には諸説あるものの、その終焉は突然にやってきた。
そして世界に訪れたのが、混乱と戦乱の時代である。
この時代の記録や史跡はほとんど見つかっておらず、後に「暗黒時代」と名づけられることとなる。
確かにわかっていることといえば、この時代には古代帝国期に洗練された、魔法をはじめとする知識や技術の大半が失われてしまったということくらいである。
ほとんど手がかりがなく、後世の歴史学者や考古学者を悩ませ続ける空白の時代。
しかし、その暗黒時代から口伝で継承され続けてきたといわれる、ひとつの物語がある。
今なお親から子へ、子から孫へと語り継がれる著名なおとぎ話、「ホーリィの手記」である。
世の大半の人々は、「ホーリィの手記」のことを単なるおとぎ話として認識していることだろう。
それは無理もないことである。
というのも、小さな村で修道女として過ごしていた主人公のホーリィが、赤髪の傭兵ボルカノに誘われて旅立ち、やがて世界の秘密にまで触れるという物語だからだ。
中でも「冥界の六皇子」が登場するくだりなどは、ひとりの少女の身の上に起きた出来事とは思えないほどの事件である。
一介の傭兵たるボルカノが単身、炎の魔神スルトへ立ち向かう場面も、現実とはとらえがたい。
こうした荒唐無稽な展開を数多く含むこともあり、多くの学者が「ホーリィの手記」は暗黒時代の文化を探る役には立つものの、登場人物や物語の大半はフィクションであると断じている。
もともと暗黒時代に創られた物語が、口伝で継承される間に、より大胆な脚色がなされていったというわけだ。
だが少数ではあるものの、中には「ホーリィの手記」の内容のほとんどが、現実に起きた出来事であると述べる識者もいる。
そうした者たちは、世界で起きる異変や奇跡の一部に、「ホーリィの手記」とのある種の共通点を見い出しているようだ。
言葉を介する異種族であれば、ゴブリンやドラゴンにまで「ホーリィの手記」がほぼ同じような形で伝わっているのが、その証拠であると言う者もいる。
そして確かに、なにゆえ「ホーリィの手記」が時代や種族を超えて伝わっているのかという点について、正確に答えられる学者はいない。
「時をこえて『ホーリィの手記』を伝える者がいるのだ」と信じる者もいるという。
更に詳細が知りたい方は、安田均社長&加藤ヒロノリ先生の書籍が出ているので読んでみてください。
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「さしずめ、聖の六大竜王ってところかな」
「そうかもしれないわね。だいたいそういうのって人間が呼んでるだけでしょ? 当の本人にとっては、その呼称に意味があるのかどうか」
「確かにそれもそうだね」
「キミ、名前はないの? じゃああたしがつけてあげる。キミは――」
「なるほど、そうやって名を得ることで、特別な存在になっていくのか」
「ん?」
「竜姫に名をもらえば、彼はもう、語り継がれる竜王だよ」
英雄点3
Level 8 9/6 飛行 火水土風*
[イニシ開始時]任意のスペル2枠消費し、自強化「+0/+1D(ダイス)」
[普通/対抗]手札(ドラゴンとその他)2枚破棄し、敵全体に【閃光 6】ダメージ。もしくは、手札(ドラゴン2枚)破棄し、敵全体に【閃光 10】ダメージ。
噂の9月大会参プロモ。
英雄点3点分の力は十分にあります。
対抗不可のイニシアチブ開始時に、防御力アップできるのが素敵。
能力も全体に大ダメージなので、凄く強力。
コスト縛りが強いけど、私達は「ウォーワイバーン」デックに使用するので関係ありません(笑)
勢力的には「ペール」「ヨルムンガルド」デックに突っ込めと書いてあるのですが、一般的には「ブロック1火竜デック」に積み込むのがもっとも安価らしい。
ぜひ試してみてください。
余談・・・・セイクリッド(sacred)の意味は 宗教的な・神聖な・捧げられた・尊ばれる・侵されることのない。
セイクリッド・バハムートは六大竜王ではないと言われていますが、魔力保有枠だけ見ても聖枠の竜でないことが一目瞭然です。六大竜王は「level8・英雄点2・歴史の竜殺しの名前を冠する」と暗黙の了解でありました。つまり、聖枠の六大竜王は不在ということだと思います。凄く私的な予想ですが「金竜姫シルヴィア」が世代替わりして「金竜姫アーニャ・ライオット」が君臨し、3月のプロモで出して綺麗に大団円で終わりだと思ってます。きっとイラストの傍らには、元竜騎士団長の姿も載っていることでしょう。期待は裏切られるかもしれませんが、私の中でのアーニャの物語の終焉はソコだと感じてます。
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ホーリィが持つ、形見の青い宝石。
その中には純白の翼を持つ白蛇、ペールが封じられていた。
過去と未来、時の狭間を行きかう力を持つ有翼の蛇竜のことを、「コアトル」と呼ぶ。
コアトルは平和的な竜族であり、その強大な魔力と強靭な肉体を、我欲や破壊のために用いるようなことは決してしないという。
ペールはコアトルの中でも特別な力を持つ存在であったようだ。
その齢は古代帝国期よりも遡り、六大竜王をも凌駕する魔力をその身に宿していたという。
◆
「……大いなる輝き、時の狭間にたたずむ、白き扉の支配者よ! 出でよ、聖なる友! 時間の鱗を連ねる者、祝福の白き蛇!」「成功だな。こいつはオマエの母、それに姉が受け継いできたものだ」「そいつには魔力を増幅させる力があるんだ。さっきそいつが嘶いたとき、波紋みたいなものが走っただろう。あれだ」「ね、ボルカノ。この子、名前は?」「ペール――オマエの姉はそう呼んでいた」「ペール、いい名前ね」
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長年を経て人に住み続けられ、代々の住人の愛着によって安住の棲家となった屋敷には、ブラウニーと呼ばれる妖精が住み着くことがあるという。
この小さな妖精は、その名の示すとおりに茶色の肌を持ち、必ずふたり一組で姿を現すことからブラウニーズと呼ばれることもある。
人知れず家事や掃除をお手伝いしてくれ、一家の幸せを守ることで知られるブラウニーズは、屋敷とともに家人にも強い愛着を持つことがあるという。
とある魔女の館を訪れたホーリィは、名もなきブラウニーズと出会う。
クッキーとチョコ、ホーリィから名を授けられたふたりの妖精はその後、名付け親とともに旅立つこととなった。
《双子の妖精クッキー&チョコ》は、ホーリィが魔女ガーゼの塔で出会ったブラウニーズ。
ブラウニーはその名の通り茶色の肌をしている家屋の妖精であり、必ず双子なので『ブラウニーズ』とも呼ばれる。
体は小さいながらも家主や召喚主をお手伝いするためにちょこまかせっせと動き回る働き者。
愛らしくも好奇心旺盛な彼らは幸運を運ぶとも言われているが、どちらかというと無邪気な彼らが幸せな家や人に惹き寄せられているのかもしれない。
◆
「ホーリィ様、聞いてください! あの小生意気なバロンが、あたしにフーって言ったんですよ!」「それはチョコがしっぽをふんづけたからじゃないか」「あらクッキー、あなたあいつの味方をするの!?」「ホーリィ様、聞いてください! 赤毛のオジサンが、あたしのことデブって言ったの!」「まあ僕らは幼児体型なのは事実だからね。でもデブとは言ってなかったよ」「あらクッキー、あなたあいつの味方をするの!?」「ホーリィさま……あたしもクッキーも……がんばりました……どうか死なないで……」「クッキー! チョコ! ……よくも、よくも! ――スリープ!! あんたなんかグースカピーよ! ――ファイアボール!!」
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