曇天より逼り来る巨大な掌―それは鬼神がもたらす大いなる鉄槌。
鬼神を呼び出して力を奮う術式『鬼神法』とは異なり、《雷神掌》は天災にも近い『現象』である。
輝き迫る落雷のように、あるいは押し寄せる津波のように。
ただ理不尽な天を仰ぎ見ながら、それに見舞われた者はなすすべもない。
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「雨だし、このまま夜襲しちゃえばなんとかなるわよ」「でも同じ理由で取り逃がしてしまうかもしれない。そうなるとやっかいだ」「ふむ、では誰の仕業かわからなければいいのか?」「そんなことができるの?」「鬼神衆をなめるなよ、ブリオ」
即時召喚可能な「鬼神衆」を手札から生贄に捧げることで、強制配置したこの地形にいる即時召喚可能な敵軍単騎に【3D】ダメージを与える。
戦わずして敵を倒す「デススペル」的な即死効果特殊地形。
戦闘前に即時英雄を倒し、残党を掃討する戦法を執ることが可能。
相手も使う相手を選ばないといけないし、コストがない場合は手札に保留して、手札にこのカードがあっても使うに使えないというキツイ場面は少々あるでしょうけど、それでも強力な能力。
此方は即時召喚ユニット1枚を常に手札に保留しておくか、そもそも即時召喚可能なユニット多めのデック構築をするか、どちらかの戦術が必要となってくるでしょうけど、どちらもキツい。
結局は「雷神掌」があることを頭に入れながら、基本は無視してやるしかないでしょうね。
対抗策が他のカードで出てくれば別ですけど。
対象:「レベル:即時召喚可能」
Lv4即時か即時英雄が削れれば御の字くらいで。
修正します。
勘違いしてたんで考察もちょっと考え直します。