かつて聖都サザンの闘技場において、“平原の悪魔”と呼ばれる奴隷闘士がいた。
その男は、顔面の左半分が網目模様の赤い入れ墨で覆われていたという。
イエル・チェトケル――東方モーングロシアの古語で“平原の悪魔”を意味する――この名を知らぬ召喚術師や歴史家は存在しないだろう。
ことに東方地方においては英雄としてたたえられる、伝説的な召喚術師である。
彼が活躍したのは「中興の時代」と呼ばれる頃で、一般的には安定した世界情勢であったとされる頃だ。
しかしイエルとその一族が築いた数々の偉業は、史実として捉えたとき、世界史上においても稀にみる大事件の数々であったと考えられる。
最も有名なエピソードが、古代帝国を滅ぼしたとされる人造破壊神「ジャッジメント」の復活を阻止し、空中都市タージケントの破壊をくい止めたというものである。
いかに有能であるとはいえ、ひとりの人間でしかないイエルが、古代帝国崩壊の原因とまでなったと思われる「ジャッジメント」と死闘を繰り広げたという事実は、にわかには信じがたい。
とはいえ、まともな戦いでは破壊神にかなわぬと判断したイエルが、己の左目を犠牲として地形召喚を行い勝利したというエピソードは、後の時代の学者連を充分に納得させうるもののようだ。
その後もイエルとその一族は、数々の偉業を成し遂げることとなる。
こうしたことから、もしこの時代にイエルが存在しなければ、東部地方から広がる騒乱で、世界には暗黒時代が再来していたのではないかとまで言う研究者もいる。
いずれにせよ言い伝えどおりであれば、フリーランスの遺跡荒らしを生業としていたイエルが、なにゆえそれほどまでに世界的規模の大事件に巻き込まれていったのか?
それが偶然であったのか必然であったのかを知る術は、もうない。
更に詳細が知りたい方は、安田均社長&北沢慶先生の書籍が出てますので読んでみてください。
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イエルは非常に優秀な召喚術師であったにもかかわらず、魔法的な技術においては得手不得手がはっきりしていたと考えられている。
具体的には、火と風と魔の元素しか操れなかったという説があるのだ。
彼を慕うフェアリーや、最強の相棒にして忠実なしもべである“黒い翼の天使”ラフェロウなどは、今の世も妖精や堕天使のイメージに大きく影響している。
過去においてイエルはガルムの支配に失敗し、彼にとっての大切な人を失ったという逸話も残るが、火の元素の生物を召喚できるのは事実であろう。
そうしたイエルの、不自由とまで思われる制限された召喚術と魔法は、ある人物によって施された「呪い」によるものだという説がある。
その「呪い」の元凶と目されるのが、彼の師匠といわれる女召喚術師だ。
やがて「黙示録」と呼ばれる秘法をめぐり、イエルとその女師匠は対立していったとされる。
そうした争いの中、イエルはより強固な「呪い」を受けてしまい、召喚術を完全に封じられてしまう。
しかし不屈の精神と、奴隷闘士として数多の死線をくぐってきたイエルは、その後も“黒炎の魔神”アザゼルを封じた魔剣を手に、伝説を築いていったのだ。
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ソレイユによって創られたホムンクルス。
リーフの姉にあたり、旧姪はディータという。
第四騎士団ホワイト・ファングの隊長ナッシュの従者となり、髑髏の騎士ゲイルバル・バスカーリへと変貌と遂げたナッシュと共に魔法帝国を終焉を迎えさせた。
数百年後、サザンの召喚術師ギルドの高位の幹部 ベルフェンディータ・リュフティと名乗り、イエルの師となる。
彼の召喚を封印した後、太陽王伝説を巡る戦いにおいて世界を破滅に導こうとするが、それを阻止せんとする彼との死闘の末、聖者エルドの墓所にある石棺の中に封印された。
◇
「もう遅いわ。あなたが勝つ事は、できないもの」
◇
「あたし、思うのよ。肖像画って本当にウソがないのかなって」「この魔女の絵?」「あたしも描いてもらうことがあったら、綺麗に描いてもらおう」「主に胸元を盛ってもらうんだね」「うん」
英雄点1
Level【2】3/3 歩行 * デーモン/魔法生物
●不浄の召喚 [自軍召喚フェイズ]
手札にあるアンデットorデーモンor魔法生物を、この地形に普通召喚可能。
●不死の軍団[イニシ開始時/このユニット]
手札1~2枚(アンデットorデーモンor魔法生物を含む)破棄し、破棄した枚数分だけ強化「+1/+1 +*」
本気出せば「【2】5/5 歩行 ***」の小型最強ステータスに大変身。
魔力が全てマルチなので どんなスペルデックにも採用可能ですが、能力的に限られたデックでしか使用されない(はず)。
レジェンド勢力以外で有力候補は、亡霊デック・吸血鬼デック・魔剣デック・ディアブロデック・オルクスデック・亡霊船デック・ファラオデック・夢魔デック・アヌビスデック・魔女デック・B2デーモンデック・B2モンブランデック・B2蟲デック・モスマンデック・B1魔剣デックっと結構多いのが嬉しい。
他にも色々なデックに入るとは思いますが、環境さえ揃えてやれば十分な活躍を期待できます。
普通召喚能力も種族以外に制限がないので、敵軍領土でも呼べる便利な能力。
デックとしての動きが鈍かったデックでも、ディータがいれば解消する場面が多く、日の目を見れずに闇に蠢く者どもも勢いを増すはずです。
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“黒い翼の天使”は、天使でありながら魔の元素に属する堕天使であり、強大な魔力と研ぎ澄まされた剣技を持っている。
近年ではデオネアと呼ばれる個体も確認されている“黒い翼の天使”だが、歴史的にも一般的にも、最も有名な“黒い翼の天使”といえばラフェロウであろう。
イエルの最も優秀なしもべ、相棒、そして友人たる存在である。
古来より強運と悪運を呼び寄せる「黒い炎」と呼ばれる力を持っているといわれる“黒い翼の天使”。
その印象を決定づけたのが、ラフェロウという存在であることは間違いないだろう。
彼の「黒い炎」は、数々の場面でイエルを救ってきたといわれるからだ。
召喚術を失ってもなおイエルを主として忠誠を誓っていたラフェロウだが、イエルが最後の偉業を成し遂げたとき、天に帰っていったといわれる。
その後、“黒い翼の天使”ラフェロウを見た者はいない。
◇
「この暗黒時代まででも歴史はそれなりに繰り返している様子。ということは後々、刺青の召喚術師も出現する可能性が高いということですな……」「何の話?」「いえ、こちらの話ですぞ、ホーリィ殿」
英雄点2
Level 6 6/6 飛行 火風魔魔 デーモン
●闇を纏う[イニシ開始時]
山札1枚破棄すれば、自強化「イニシ+3 +*」
◎黒い炎[普通]
任意の魔枠を消費し、【混沌:消費した魔枠×D】のダメージ
山札を破棄するだけで「6/6 イニシ+3 火風魔魔*」の完全体になる堕天使。
黒天の常備能力であるクリムゾンフレア13点ダメージがない代わりに、加速とステータスが良い。
飛行ユニットにおける5と6の差は結構デカいです。
また、他に類を見ない魔力5枠持ちなので、単騎での突撃でも全く支障がないのが良い。
ラフェロウの能力を最大限に活用できれば、殆どの敵は倒せる心強い味方となります。
もう一つの能力、黒い炎はエンド用能力。
まずは先手で攻撃を行い全力対抗し、残った残党を焼き尽くすことが可能。
既に攻撃対抗が見えているなら、最初に魔魔*使用の全力3Dで焼き殺しでも良い。
この手の能力は結構便利です。
余談・・・・ラファエルとは、3大天使の一人であり、癒しを司る。聖典(正典)や新約聖書においても、その名は記されていないが、旧約聖書外典の『トビト記』『エノク書』には記されており、トビト記ではトビトの息子トビアスの旅に旅人として同伴し、義理の娘サラを悪魔アスモダイから救う使命を持っていた。
堕天使とは、ダンテの『神曲』において、地獄の使者となり神に反逆したイスラフェルや悪しき天使のこと。悪の伝播や誘惑は行わず、死んだ悪人魂を地獄の裁判長ミノスのもとに連行することを使命としている。
イスラム教では、ラファエルのことをイスラフェルと混同しており、此方がモンコレのラフェロウの起源だと思われる。
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「大丈夫ですぞ、フェアリー族はかの召喚術師の一族とともに、やがて世界を救う活躍をする……はずです」
◇
「フェアリーなんかといっしょにしないでよね!失礼しちゃうわ!」
「ごめーん、でもどうちがうの?」
「ピクシーのリタは魔法が使えない」
レヴィンの言葉にリタが落ち込む。
Level【2】 2/1 飛行 風 イニシ+2 枚数制限解除
昔から絶大な人気を誇っている六門世界の妖精。
この時代の彼女たちはエレメンタルストームの影響は受けていないはずですが、パワーバランスという大波の影響を受けたせいで、理不尽にも攻撃力2を持たされた可愛そうな子達。
まぁ、強いことは良いことだけど♪
とても優秀なお供であり、この子達が群れるだけでも十分脅威。
先攻を取って、一気に潰したいですね。
余談・・・・フェアリー[fairy]とは、超自然的な存在であり、人間と神の中間的な存在の総称。元々天使であり、天使の座より降格された存在である。主に妖精・妖怪・小人・仙女・魔女のことを指しており、名前の由来はラテン語のFate[運命]から来ている。
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「悪魔の辞典だって。なんかものものしいね。あ、この悪魔なんかもすごく強そう」「黒炎のアザゼルですな。魔法帝国時代に堕ちた魔神の一種です。残念ながら六皇子には数えられることはありませんでしたが……」
余談・・・・『旧約聖書』レビ記に記されている荒野の悪魔。神が創りし人間アダムに仕え、全ての人間を監視するよう命じられるが、アザゼルを含む200名の天使たちは美しい人間との間に子を儲けるという禁忌を犯し、産まれた『神の子ら』と共に人間文化への干渉を起こった。その行為が神の怒りに触れ、アザゼルを含む全ての天使は天界を追放され堕天使にされる。更に地上に残った妻と子らを含む全ての生物を大洪水によって浄化した。
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「魔神なら戦ったことがある。僕が指揮を執ろう!」
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「獅子、ヤギ、そして竜の首を持ち、蝙蝠の翼、蛇の尾。それらをすべて持つものがキマイラと呼ばれておりますな。もっともこういった合成獣と呼ばれる種類のモンスターのことを……」「説明はいいから、今どうするかを考えなさいよ!」
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「ボルカノ殿はフェンリルとどっちがよかったですかな」
「そりゃ、女のほうが……と言いたいところだが」
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ブランデッド[branded]・・・・brandの過去形。烙印[焼き印]を押された。痕跡を残した。焼きつけた。刻みつけた。
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スプレッド[spread]・・・・広げる。伸ばす。開く。まき散らす。ゆったりとくつろぐ。横たわる。
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シンフォニー[symphony]・・・・交響曲。様々な要素が重なりあい、意味を成すこと。
その男は、顔面の左半分が網目模様の赤い入れ墨で覆われていたという。
イエル・チェトケル――東方モーングロシアの古語で“平原の悪魔”を意味する――この名を知らぬ召喚術師や歴史家は存在しないだろう。
ことに東方地方においては英雄としてたたえられる、伝説的な召喚術師である。
彼が活躍したのは「中興の時代」と呼ばれる頃で、一般的には安定した世界情勢であったとされる頃だ。
しかしイエルとその一族が築いた数々の偉業は、史実として捉えたとき、世界史上においても稀にみる大事件の数々であったと考えられる。
最も有名なエピソードが、古代帝国を滅ぼしたとされる人造破壊神「ジャッジメント」の復活を阻止し、空中都市タージケントの破壊をくい止めたというものである。
いかに有能であるとはいえ、ひとりの人間でしかないイエルが、古代帝国崩壊の原因とまでなったと思われる「ジャッジメント」と死闘を繰り広げたという事実は、にわかには信じがたい。
とはいえ、まともな戦いでは破壊神にかなわぬと判断したイエルが、己の左目を犠牲として地形召喚を行い勝利したというエピソードは、後の時代の学者連を充分に納得させうるもののようだ。
その後もイエルとその一族は、数々の偉業を成し遂げることとなる。
こうしたことから、もしこの時代にイエルが存在しなければ、東部地方から広がる騒乱で、世界には暗黒時代が再来していたのではないかとまで言う研究者もいる。
いずれにせよ言い伝えどおりであれば、フリーランスの遺跡荒らしを生業としていたイエルが、なにゆえそれほどまでに世界的規模の大事件に巻き込まれていったのか?
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イエルは非常に優秀な召喚術師であったにもかかわらず、魔法的な技術においては得手不得手がはっきりしていたと考えられている。
具体的には、火と風と魔の元素しか操れなかったという説があるのだ。
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過去においてイエルはガルムの支配に失敗し、彼にとっての大切な人を失ったという逸話も残るが、火の元素の生物を召喚できるのは事実であろう。
そうしたイエルの、不自由とまで思われる制限された召喚術と魔法は、ある人物によって施された「呪い」によるものだという説がある。
その「呪い」の元凶と目されるのが、彼の師匠といわれる女召喚術師だ。
やがて「黙示録」と呼ばれる秘法をめぐり、イエルとその女師匠は対立していったとされる。
そうした争いの中、イエルはより強固な「呪い」を受けてしまい、召喚術を完全に封じられてしまう。
しかし不屈の精神と、奴隷闘士として数多の死線をくぐってきたイエルは、その後も“黒炎の魔神”アザゼルを封じた魔剣を手に、伝説を築いていったのだ。
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リーフの姉にあたり、旧姪はディータという。
第四騎士団ホワイト・ファングの隊長ナッシュの従者となり、髑髏の騎士ゲイルバル・バスカーリへと変貌と遂げたナッシュと共に魔法帝国を終焉を迎えさせた。
数百年後、サザンの召喚術師ギルドの高位の幹部 ベルフェンディータ・リュフティと名乗り、イエルの師となる。
彼の召喚を封印した後、太陽王伝説を巡る戦いにおいて世界を破滅に導こうとするが、それを阻止せんとする彼との死闘の末、聖者エルドの墓所にある石棺の中に封印された。
◇
「もう遅いわ。あなたが勝つ事は、できないもの」
◇
「あたし、思うのよ。肖像画って本当にウソがないのかなって」「この魔女の絵?」「あたしも描いてもらうことがあったら、綺麗に描いてもらおう」「主に胸元を盛ってもらうんだね」「うん」
英雄点1
Level【2】3/3 歩行 * デーモン/魔法生物
●不浄の召喚 [自軍召喚フェイズ]
手札にあるアンデットorデーモンor魔法生物を、この地形に普通召喚可能。
●不死の軍団[イニシ開始時/このユニット]
手札1~2枚(アンデットorデーモンor魔法生物を含む)破棄し、破棄した枚数分だけ強化「+1/+1 +*」
本気出せば「【2】5/5 歩行 ***」の小型最強ステータスに大変身。
魔力が全てマルチなので どんなスペルデックにも採用可能ですが、能力的に限られたデックでしか使用されない(はず)。
レジェンド勢力以外で有力候補は、亡霊デック・吸血鬼デック・魔剣デック・ディアブロデック・オルクスデック・亡霊船デック・ファラオデック・夢魔デック・アヌビスデック・魔女デック・B2デーモンデック・B2モンブランデック・B2蟲デック・モスマンデック・B1魔剣デックっと結構多いのが嬉しい。
他にも色々なデックに入るとは思いますが、環境さえ揃えてやれば十分な活躍を期待できます。
普通召喚能力も種族以外に制限がないので、敵軍領土でも呼べる便利な能力。
デックとしての動きが鈍かったデックでも、ディータがいれば解消する場面が多く、日の目を見れずに闇に蠢く者どもも勢いを増すはずです。
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近年ではデオネアと呼ばれる個体も確認されている“黒い翼の天使”だが、歴史的にも一般的にも、最も有名な“黒い翼の天使”といえばラフェロウであろう。
イエルの最も優秀なしもべ、相棒、そして友人たる存在である。
古来より強運と悪運を呼び寄せる「黒い炎」と呼ばれる力を持っているといわれる“黒い翼の天使”。
その印象を決定づけたのが、ラフェロウという存在であることは間違いないだろう。
彼の「黒い炎」は、数々の場面でイエルを救ってきたといわれるからだ。
召喚術を失ってもなおイエルを主として忠誠を誓っていたラフェロウだが、イエルが最後の偉業を成し遂げたとき、天に帰っていったといわれる。
その後、“黒い翼の天使”ラフェロウを見た者はいない。
◇
「この暗黒時代まででも歴史はそれなりに繰り返している様子。ということは後々、刺青の召喚術師も出現する可能性が高いということですな……」「何の話?」「いえ、こちらの話ですぞ、ホーリィ殿」
英雄点2
Level 6 6/6 飛行 火風魔魔 デーモン
●闇を纏う[イニシ開始時]
山札1枚破棄すれば、自強化「イニシ+3 +*」
◎黒い炎[普通]
任意の魔枠を消費し、【混沌:消費した魔枠×D】のダメージ
山札を破棄するだけで「6/6 イニシ+3 火風魔魔*」の完全体になる堕天使。
黒天の常備能力であるクリムゾンフレア13点ダメージがない代わりに、加速とステータスが良い。
飛行ユニットにおける5と6の差は結構デカいです。
また、他に類を見ない魔力5枠持ちなので、単騎での突撃でも全く支障がないのが良い。
ラフェロウの能力を最大限に活用できれば、殆どの敵は倒せる心強い味方となります。
もう一つの能力、黒い炎はエンド用能力。
まずは先手で攻撃を行い全力対抗し、残った残党を焼き尽くすことが可能。
既に攻撃対抗が見えているなら、最初に魔魔*使用の全力3Dで焼き殺しでも良い。
この手の能力は結構便利です。
余談・・・・ラファエルとは、3大天使の一人であり、癒しを司る。聖典(正典)や新約聖書においても、その名は記されていないが、旧約聖書外典の『トビト記』『エノク書』には記されており、トビト記ではトビトの息子トビアスの旅に旅人として同伴し、義理の娘サラを悪魔アスモダイから救う使命を持っていた。
堕天使とは、ダンテの『神曲』において、地獄の使者となり神に反逆したイスラフェルや悪しき天使のこと。悪の伝播や誘惑は行わず、死んだ悪人魂を地獄の裁判長ミノスのもとに連行することを使命としている。
イスラム教では、ラファエルのことをイスラフェルと混同しており、此方がモンコレのラフェロウの起源だと思われる。
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この時代の彼女たちはエレメンタルストームの影響は受けていないはずですが、パワーバランスという大波の影響を受けたせいで、理不尽にも攻撃力2を持たされた可愛そうな子達。
まぁ、強いことは良いことだけど♪
とても優秀なお供であり、この子達が群れるだけでも十分脅威。
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余談・・・・フェアリー[fairy]とは、超自然的な存在であり、人間と神の中間的な存在の総称。元々天使であり、天使の座より降格された存在である。主に妖精・妖怪・小人・仙女・魔女のことを指しており、名前の由来はラテン語のFate[運命]から来ている。
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「悪魔の辞典だって。なんかものものしいね。あ、この悪魔なんかもすごく強そう」「黒炎のアザゼルですな。魔法帝国時代に堕ちた魔神の一種です。残念ながら六皇子には数えられることはありませんでしたが……」
余談・・・・『旧約聖書』レビ記に記されている荒野の悪魔。神が創りし人間アダムに仕え、全ての人間を監視するよう命じられるが、アザゼルを含む200名の天使たちは美しい人間との間に子を儲けるという禁忌を犯し、産まれた『神の子ら』と共に人間文化への干渉を起こった。その行為が神の怒りに触れ、アザゼルを含む全ての天使は天界を追放され堕天使にされる。更に地上に残った妻と子らを含む全ての生物を大洪水によって浄化した。
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「魔神なら戦ったことがある。僕が指揮を執ろう!」
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「獅子、ヤギ、そして竜の首を持ち、蝙蝠の翼、蛇の尾。それらをすべて持つものがキマイラと呼ばれておりますな。もっともこういった合成獣と呼ばれる種類のモンスターのことを……」「説明はいいから、今どうするかを考えなさいよ!」
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