6月9日
静岡県静岡市葵区の藁科地区の一部の茶工場の「本山茶」の製茶から
国の暫定規制値を上回る放射能セシウムが検出されたと発表されました。
その結果を受けて、この茶工場の製茶は出荷自粛となりました。
一部とは?
静岡市藁科地区でも標高の高い一部の地区だけとのこと。
川の上流で山に囲まれた静かな茶産地で高級茶が生産されることで有名な地区です。
標高など地形の関係でしょうか?風向きの関係でしょうか?
なぜに、この地区だけ? 科学的には、中々はっきりしません。
とにかく、検査を続けて情報開示をしていくしかありません。
50km以上離れている私達の地元(小笠・菊川)の茶は、
大丈夫で良かったですけど、同じ茶業者として残念で仕方ありません。
自分だけ良かったという気持ちにもなれません。
だって、今回の問題は、茶農家にはどうすることもできませんから。
被害に遭われている地区には大変申し訳ありませんが
同じ静岡県でも、小笠菊川茶は検査の結果、大丈夫です!と
胸を張って伝えて、風評被害に立ち向かうしかありません。