有志による吹田市議会報告会

吹田市議会有志会派による議会報告会のページです。

秋の例大祭

2016年10月18日 | メンバー記事

今週の担当は、私、後藤恭平でございます。

市長とは何の血縁関係もございません。

さて、先週の足立議員からの無茶ぶりを受けてのブログになるのですが、

まずは地元神社で行われた秋の例大祭について。

これは、10月17日に行われた地元神社の吉志部神社の例大祭の画像です。

本当は、もっとわかりやすい画像があるのですが、人が写ってしまってました。

この例大祭は地域によって祈るものや内容、日にちも異なります。

私もまだまだ勉強中なのですが、

皆さまも地域の例大祭の意味合いを調べてみてはいかがでしょうか。

吉志部神社では、お湯に何かを混ぜて、お湯を撒く祭事も行われます。(なんて言うのか忘れました)

他にも神事では、吹田市の無形民俗文化財に指定されている「どんじ」も行われます。

こういった地域の行事にも関わらず子供たちは学校で教えてもらうこともないので、

何も知らないまま伝統が置き去りになって、皆歳を重ねてしまう課題があります。

子どもにとってはお祭りなのですが、なぜこの日にお祭りをするのかは知らないままです。

吹田市に残る歴史、まだまだ各地域に存在しているので、思いを込めて皆で残していきたいものです。

ではでは。

 


有志による議会報告会打ち合わせ

2016年10月16日 | メンバー記事

どうも、足立将一です。将一と書いてのぶかつと読みます。

 

さらに書きます。
10月14日は次回の議会報告会の打ち合わせを行いました。広報のための駅立ちの調整や発表資料の確認などの話し合いを行いました。

 

 

こんな感じで写真を撮っていたのですが、もう少し真面目な空気感を出した方がよいということで

 

 

 

撮影しなおしました。

議会報告会の取り組みは超党派で和気あいあいと行っているのですが、個人的にはこういった取り組みが議会にとって非常lに重要だと考えています。

というのも二元代表制という性質上議会は市長部局と力の均衡をはかるべきものだからです。予算編成権と人事権という非常に大きな力を持つ市長、しかし市長も人間なので判断が必ずしも市民にとってよい結果をもたらさない可能性もあります。そんなときに議案や予算に反対することで市長の政策判断を止めることができるのが議会です。議員は36人いるので政党やイデオロギーなど一致できない部分はありますが、それでも議会はひとつの組織でありその組織を上手に運用するために協力していかなければならない、と議員の一人ひとりが考えることが重要です。

 

今議会では、政策提言などを議員単独ではなく、議会がまとまって自主的に市長に出していこう、という方向にあります。これがどんどん進んでいって、意見はいろいろあるけど議員は基本的には一つの組織として協力していこうね、となるとよりよい政治になっていくと確信しています。

 

かなり踏み込んで書きましたが議会報告会や議会運営委員会小協議会などの取り組みを行っていることで最近感じることです。

 

さて、次回からは後藤議員が担当です!4児のパパで政策通であるだけでなく、経営者という背景から市の財政運営や組織論に常に素晴らしい意見をされている尊敬する議員です。お楽しみに!

 


議会運営委員会小協議会

2016年10月14日 | メンバー記事

どうも、足立将一です。将一と書いてのぶかつと読みます。

担当の週は何回アップしても良いということなのでさらに記事を。
10月12日に議会運営員会小協議会が開催されました。
議会運営委員会小協議会とは、議会をよりよくするための話し合いを詰めてやっていこうということで月に1回ほど開催されています。
今回はガッツリ説明するので文章長いですよ。 

 

今あがっているテーマは

1、 議員任期について
2、委員会のインターネット中継について
3、予算常任委員会の設置について
4、決算常任委員会の設置について
5、配布資料のペーパーレス化について

となっています。

 

1、議員任期については、現在吹田市では市議会議員選挙は4月末に選挙が行われますが任期開始は5月27日からとなっています。これは昭和30年4月に庁舎が火事に遭い、選挙が1か月遅れたため。当選から任期開始まで1か月ほど空くのはどうなのか、ということでこの案件があがっています。現状では市長の任期開始の5月14日に合わせるという案で進んでいます。

この任期変更、実は結構大変でございまして、全議員の辞職、という手続きが必要でございます。つまり全議員が選挙後任期開始まで1か月もある、という事に対する問題意識を共有し、改善に向けて協力するということが必要です。デメリットとしては報酬が半月分減額となるので、そのデメリットをみなさんに飲んでいただいて実現できればいいなと思います。

 

2、委員会のインターネット中継については、現在吹田市では本会議はネット中継されています。個人的には本会議より委員会の方が、質疑内容がつかみやすく、原稿もないので見る分には面白いと思います。委員会もネット中継されるといいよね、と思いますが、どんなことをやるにしてもお金がかかります。実際のニーズと視聴者数の目安を考えると、最低限のコストで運営できれば実現可能性が生まれてきます。

 

3、予算常任(特別)委員会の設置については、予算案については現在吹田市では各常任委員会(財政総務・文教市民・福祉環境・建設)に分けてそれぞれ議論をしているのですが、ひとつの議案を分けて審議・採決してはダメということになっています。

分けて採決するとどうなるかというと、例えばうちの会派の場合、福祉環境委員会所属の後藤議員が予算案を賛成したのに、建設委員会の僕が予算案を反対すると、結局本会議場での採決において吹田新選会として賛成するとなると、建設委員会での足立の反対はなんやってん!?とかになるわけです。

もうちょっとわかりにくいものは、例えば建設委員会は税金の支出の話をしています。例えばここである事業が認められず予算修正案が可決したとします。でも予算の収入の話をするのは財政総務委員会。そこでは予算修正案は否決され、もともとの予算案が可決された場合、収入と支出が合わない予算が通ることとなります。

 …非常にわかりにくいと思いますが、そのわかりにくい状況をわかりやすくしましょう!ということで、予算委員会を設立して、採決を一本化するという提案です。

 

4、決算審査の見直しについては、決算審査は今、10月に行われているのですが、常任委員会の決算審査は10人程度の議員が提案説明から調整、審議、採決まで1か月弱にわたって行うのですが、1000を超す事業の審査ですからめっちゃハード。年度によっては連日夜中12時近くまで審議することもあります。

また議員はそれぞれ政策に強み弱みがありますから、専門外の審査はどうしても追及が弱くなりがちです。ということで、今のような形式ではなく全員で審議できるようにしましょうよ。というのが今回の案。より深みのある審議ができるように積極的に取り組んでいきたいです。


5、議会資料のペーパーレス化については、議会の仕事はとにかく紙が多い。もうびっくりするくらい多いです。僕の机はかなり散らかっているのですが、たまに一気に整理してもしばらくするとまた書類がつみあがります。三途の川の石積みを彷彿とさせます。

何が困るかというと、1年前くらいの議案の情報を探すのが大変ということ。今進んでいる健康医療都市の整備や南吹田地下水汚染の問題など長期にわたる事業は過去の資料も大事。これがいつでもどこでもサクッと出せるように、議会資料をまずはクラウド管理しましょうよ、というのがこの案件。ゆくゆくは、配布はクラウドを介して行うようにすると、紙資料がかなり減るはず。それをさらに市民の方も閲覧できるようになると、かなりいい流れになるはず。

 

 

この5つの議題について話し合っています。12日はペーパーレス化をするにあたって企業にお越しいただいて導入検討しているシステムのデモしていただきました。システム導入は議員にとっては非常に働きやすい環境になってありがたいのですが、税投入を行うので市民にとっても利益がある形で進めていく必要があります。

その後、他の4項目についても意見をとりまとめ、今後も積極的に議論を進めていく流れができています。議会が本来の役割を最大限発揮できるよう、よりよい環境を目指し力を尽くしていきます。


平成27年度企業決算審査特別委員会

2016年10月13日 | メンバー記事

お世話になります、今週担当の足立将一です。

10月の吹田市議会は決算審査の時期です。
9月定例会中に昨年度(平成27年度)の決算資料が配布され
それをもとに特別委員会を設置して審査を行います。

 

吹田市の会計は一般会計と特別会計と企業会計という3つの種類に分かれていて
一般会計は高齢者・障がい者・子育て支援をはじめとした福祉や
幼稚園・小学校・中学校の教育
道路や公園・文化・公務員の給料や公共施設など
一般的な公共サービスを皆さんに納めていただいている税金で行う事業になります。
27年度は1243億3644万3560円 

 

特別会計はそれとは別に独自で収入があるなど一定独立した事業になります。
例えば国民健康保険450億円規模
後期高齢者医療保険46億円規模
介護保険230億円規模
下水道事業110億円規模などがあります。
ほかにもありますが
詳しく知りたい方はこちら

 

さて、一般会計と特別会計のほかに企業会計というものがあり
これは税金や保険料ではなく料金収入によって維持される市の事業で
例えば上下水道や病院、市営バスなどで
特に市で定めたものがこれにあたり
うちでは水道事業のみが公営企業会計となっています。

 

さて、決算では議会で可決した予算の執行において
各事業が効率的に行われているか、納得できる形で税金が使われているかを
質疑を通じて確認していくのですが、
決算審査はこんな風景 

 

 

審査の内容は各委員のブログで公開されていると思うので
(私はまだアップできておりませんが…)
問題意識等も異なりますからそちらをご参照ください。 

 

水道事業の場合は40名弱の職員が10名の委員の質問に答えてくださいます。
来週から始まる一般会計決算審査は職員の数がもっと増えます。

 

個人的には決算審査は議員の仕事の中でも花形だと思っていて
かなり勉強が必要となりますが、各事業について予算のときよりも細かく議論ができます。

 

よりよい税の使われ方がなされるよう
議員はよりよい質問をできるよう常にレベルアップを心がける必要があります。
なお今回の水道事業会計の決算は全会一致で承認となりました。


地域安全・青少年育成吹田市民大会

2016年10月07日 | メンバー記事

議員メンバーの池渕佐知子です。

今日は、毎年この時期に開催されている「地域安全・青少年育成吹田市民大会」に参加しました。
今回で第21回になります。
私以外にも多くの議員が出席していました。

吹田市PTA協議会副会長による決意表明で、第1部の式典が終わり、
講演会と防犯活動の啓発(お芝居)、演奏会の第2部がありました。

式典の中で吹田警察署長さんが特殊詐欺についてデータを示してお話してくれました。
メモを取らなかったので、自宅に帰ってから大阪府警のHPで調べたところ
データがありました。
「振り込め詐欺に気を付けて」

特殊詐欺とは、振り込め詐欺と類似詐欺に分類されていて、
振り込め詐欺の中には「オレオレ」「架空請求」「融資保証金」「還付金等」の4つに分かれていました。
昨年の1月から9月、今年の1月から9月の被害額を比較すると
今年の1月から9月で、オレオレ詐欺は、昨年3億2千万円強から、9億9千万円弱と3倍に増え、還付金等詐欺は、昨年の4億3千万円余りから6億4千万円と約1.5倍になっています。
大阪府はとても件数が多く、吹田市内の件数もとても多いので、ご注意くださいとのことでした。

第2部の大阪府警察本部生活安全指導班のみなさんによる防犯活動の啓発でも
お芝居仕立てで還付金等詐欺に騙されないように、まずは確認、そして相談することを教えてくれました。

会場外のホワイエでは、子どもたちの見守り活動をしている方のグッズなども掲示されていました。

吹田の町全体で、子どもを見守っているということがいいですよね。

以上、いけぶちレポートでした。

次は足立議員のブログ当番です。よろしくお願いします。