9月29日(日)
朝夕に秋の訪れを感じる季節になりました。まだ、日中は暑さを感じてはおります。
表千家流の幹事一同が合同で当番釜を担当いたしました。
待合小間に貫之の和歌、広間に瀧画賛を掛けました。
本席床に山雲海月情を掛け雄大な自然の風景のイメージを出しました。
掻き合わせの長板に朝鮮風炉、曳き舟の風炉先、黒の平茶碗、萩の茶碗を二椀に取り合わせました。
安南写しの水指、松喰い鶴の蒔絵の棗に、茶杓銘つれづれの友を載せました。
宗全籠には季節の花がいろいろ集まり、前日までの不安が嘘のように賑やかになりました。