環境省が、いつ起きるかも解らぬあての無い南海トラフ巨大地震についての新たな試算をしている。
若し、此の地震が起きた時の災害ゴミが約3億トン出るとか…。
そして此のゴミの処理に掛かる年数が30年掛かるらしい。
こうして、いつ起きるかも解らぬ南海トラフ巨大地震の取越苦労をするのもいいが、身近に起きている群発的な地震の対策をしてはどうか。
我が国の避難所の何と貧弱な事か。
狭い体育館や建物に押し込まれて雨風を凌いでいる。
地震大国と謳っておきながら、其の辺りが全く整備されていない。
東日本大震災と云う未曾有の災害が在ったにも拘わらずだ。
財政的に無理が在るのかも知れぬが、毎年繰り返される国会議員による暗黙の税金着服分で数棟のしっかりした避難所が整備出来ると思うが。
南海トラフ巨大地震がと煽っておきながら、其れでも関東以西では高層階の建造物が建立し続けている。
吾も含め人間と云う生き物は、痛い目に遭わねば解らぬのだろう。
的外れな災害試算でも、多くの税金が注ぎ込まれていると思うと哀しくなる。
税金を如何に着服するかの悪知恵は大いに働くが、如何に国民の為に役立つ遣い方をすればいいかの知恵は全く湧いていない様だ。
人は、カネの前では如何に無力なのか、政治家を見ればよく解る。
でも、カネが欲しい。
カネは幾ら在っても邪魔にはならぬ。