おも〜か〜じ(面舵)‼︎

大口を叩く者の末路は哀れである

其れにしても哀れである。

普段からSは、周りに大風呂敷を広げていた訳ではないが、吾に対して結構な大口を叩いていた。

以前の記事に書いた記事の人物なのだが、会社を改革するとか、自分の部門を独立出来る位に押し上げて変えてやると息巻いていた奴である。

最近、其奴の部門で一緒に作業していた奴が、事務所に一日べったり居たり、パソコンを弄って暇そうにしていたので何か在ったのだろう位に、吾は大して気にも留めなかった。

漏れ伝わる処によると、オリジナルの製品を製作していたのだが、其れに関わるパーツのコストが余りにも高く、粗利も僅かで、一向に会社の利益を出せずにいたのである。

そして何と、其の製品が全数不良と云うオマケ付きなのである。

もう此れは致命傷である。

此の部門を拵えるに当たり、色んな設備を導入。

相当なカネを注ぎ込んでいる。

コストに関する事は検討次第でどうにでもなるが、全数不良だけはもう話にならない。

当然乍ら社長は大激怒して、其の部署は稼働停止となった。

Sは以前、吾にこんな事を云っていた。

「此の会社は、社長がワンマンで下の意見を聞く耳を持たない、頭がおかしい。俺はいつ会社を追い出されたとしても、独立して同じ製品を作り上げてやる。将来の為に会社を利用してやる。Aも俺の方向性を支持してくれている。三人が方向性を共有しないか」

Aとは、先日の記事のお荷物な35歳のボケナスの事である。

Aは、Yに感化されており、言動迄似通っている。

あれだけ大層な事をほざいていたが、此の様である。

吾は当初からYの事を胡散臭く感じていたが、吾の感は当たった。

Yと云う泥舟に乗らなかったのは大正解だった。

普段から偉そうに、「彼奴はああだ」、「此奴はこうだ」と散々扱き下ろしたいたのである。

滑稽である。

今やYの表情がヤバい。

此れ迄は背を伸ばし、少し上を見る様に自信の笑みを浮かべて肩で風を切る様に歩いていたのである。

其れが今はどうか。

背を丸め、目線は下に向き、なるべく他人と目を合わせぬ様に、避けて歩く始末。

例え気不味くても、普通に歩けばいい。

吾なら開き直って、大股で歩くのだが。

口から出た言葉は一人歩きする。

口から出た言葉は、口から出た途端に意志を持ち、人の間を渡り歩く。

云った言葉は戻らない。

打ち消さない限り、言葉は永遠に其処に存在し続ける。

出来もしない事を、大層に云うものではない。

此のY、こんな無能な奴とは思わなかった。

全くお笑い種である。

何とも哀れで、掛ける言葉も見つからぬ.....。















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