

播磨の小京都”こと龍野(たつの市です)
兵庫県 姫路の北西に位置する龍野藩脇坂氏5万3000石の
城下町は 大きな空襲を受けることもなく
現在も情緒ある町並みを残していることで知られます


日本の代表的な童謡の一つ
日本の歌百選の1曲に選ばれています
三木露風 1921年(大正10年)に
彼の故郷である兵庫県龍野町(現在のたつの市)で過ごした
子供の頃の郷愁から作ったといわれ
童謡集に発表されました その後
1927年(昭和2年)に山田が曲をつけた

Jtrimで作成


負われて見たのは いつの日か
山の畑の 桑の実を
小籠に つんだは まぼろしか
十五で 姐や は 嫁に行き
お里の たよりも たえはてた
夕焼け 小焼けの 赤とんぼ
とまっているよ 竿の先


姐や は自分の姉ではなく
この家で子守奉公していた女中のことだそうです
お里のたより は 女中の故郷から
この家に送られてくる便りの説
夕暮れ時に赤とんぼを見て 昔を懐かしく
思い出すという 郷愁にあふれた歌ですね
子供の頃は庭先に赤とんぼも沢山飛んでいましたが
最近は赤とんぼも観られなくなって寂しく思います・・・





