

昨夜から当地方も強い風が吹いています

前線を伴った低気圧が 発達しながら日本海を進んだため
2月28日〜3月1日は、全国的に風が強まりました
近畿地方では 1日は南よりの風が強まり 気温も高くなっています
そのため大阪管区気象台は
1日 近畿地方で春一番が吹いた と発表しました


気象庁では立春2/4頃から春分3/21頃までの間に
日本海で低気圧が発達し 広い範囲で初めて吹く
暖かく前日より昇温やや強い南よりの風 8m/s以上としています


1859年2月13日に長崎県壱岐郡郷ノ浦町の漁師が出漁中に
強風によって転覆し 53人の死者を出してと言われています
このため 春一番 は春の訪れを感じさせてくれる響きではあるものの
急発達する低気圧をお知らせする防災上非常に重要な表現として言い伝えられています
当時 漁師の間で「春一」と呼ばれて物を「春一番」と呼ぶようになったそうです
文字通り春の到来を告げる優しい風のように感じますが
海上は大シケで海難事故が発生し
空のダイヤも乱れ警戒を要する風でもあります
春一番が吹くと季節外れの暖かさとなりますが
低気圧の通過後は冬型の気圧配置となり
日本海側では雪や雨 各地の気温もその時期らしい
寒さに戻り 日ごとの気温差が大きくなるようです



Jtrimの枠 Sachiさんのサイトを参考に

















