剱岳！

８／３（金）
いざ！剱岳へ！

少々緊張しているのか何度か目が覚める。
同室の方も３時ころから支度を始める。

私はうつらうつらしながらゆっくりと準備。
山荘の朝食は５時から、食堂には早朝出発でお弁当を食堂で食べる方用にお湯もスープもあり、至れり尽くせり
私は持参したカップ麺とパンでお腹を満たしました。
そうそう、
剣山荘は綺麗で温水シャワーもあって快適、山小屋にいることを忘れるくらいでした。

慎重にかつ、大胆に剱岳へ挑戦です。


鎖場や急登、気の抜けない、ガレの下りなどが続く。
自分のペースでコースタイムは悪くない。
ゼイゼイいう息遣いもほどよい緊張であまり気にならない。

脱水症状を起こさないように水分、塩分補給に注意して
マイペースで登る。

念願の登頂！


なぜ？　なぜなの～！山頂はガス。
ここで同室の女性と会う、楽しいおしゃべりをしてガスが切れるのを待ちました！ １時間半の待機しましたが
山頂にいる時にはガスが取れななかった。
あきらめて下山。

カニの横バイがなんだか難しいとの情報、ここだけは不安でした。

剱岳は２度目という静岡の方がアドバイスをしてくださったり先導してくださったおかげで、右足がすぐに
足場をとらえるられて恐怖も感じることもなく降りられました。

下山の事故、滑落が多いといわれるだけあり、気を抜くことは命とり。

安全に安全に！
絶対に生きてかえる！と心に誓って山荘まで帰還しました。


ここでのビールのおいしいこと。
たまりません。


予定では剱御前小屋に泊まる予定でしたが、気が抜けてしまい。
ビールの魔力に負けたのもあるが、２泊目も剱山荘に泊まりました。

剱沢小屋にも泊まりたかったので電話したら。
予約ないの？無理ですときっぱり断られました。
テント場に知人がいたのですが、乱入できず。

８／４（土）最終日

この日は山頂も快晴、雲ひとつない、なんだかな・・・
少しだけ未練が残る～。
よくあんなところを登ったもんだと感動をかみしめながら
室堂まで戻りました。

富山駅でおいしいお寿司を頂き、新幹線でビューンと東京まであっという間帰路につきました。
一期一会、楽しい出会いもあった。

ソロで自信もついたし、自分の足りないこともたくさん分かった。
山友に頼っている自分と、ソロで歩く自分を区別できて楽しい経験ができた山旅でした。