全米オープンテニスが開幕しています。
現地(NY)とは昼夜逆転しているお陰で、ほとんど観れていませんが・・・。
戦況を知るのはもっぱら記事の中。
セレナの一回戦の相手はシャラポワ。
なんと豪華な対戦。
しかしスコアはセレナの圧勝、6-1, 6-1だったようです。
シャラポワは肩の持病に悩まされているようですね。
彼女のランキングは現在87位だそうです。
ここ数年のランキングとしては、もっとも落ち込んでいると言えます。
ただ彼女のコメントは、そんな現実を受け止めつつつも、まだまだやれると思っていると語り、
加えて、
「私はまだ自分の可能性を信じているみたい」
と言ったそうです。
このコメント、なんとも素敵ですよね。
「信じている」じゃ無くて「信じているみたい」
一歩引いた位置から自分を見ています。
現状が厳しいことは彼女自身が一番分かっているのでしょう。
おそらく、引退の二文字も頭をよぎっているはずです。
でも諦めたくない、自分を信じてまだまだ頑張りたい。
そんな素直な思いとともに
「アンタも好きねえ」「よく頑張るわねえ」「まだ自分はやれるって思ってるのねえ」
・・・そう自分を労い、励ましているもう一人の自分がいる。
たくさんの歴史を積み重ね、幾度と訪れた試練を乗り越えてきた、
そんな彼女だからこそ出てきた、自分を客観的に見ている一言だと思います。
ベテラン選手は、長い経験により蓄積された知恵と自分自身への深い洞察があるので
誰しもがこのような自分をポジティブに客観視する発言をするものですが
その時の物言いが、各自各様でとても面白いです。
私はシモンのファンですが、彼も独特な方法で自分を客観視します。
とても頭脳明晰で戦略的なテニスをする人ですが、コートで思う通りにならないと
突然叫んだりブツブツ言いだしたりする子どもっぽさも併せ持っています。
彼は自分の進退に絡むことについては、すごく洞察的に見えたり、逆に拗ねた子どものような
態度を取ることもあります。
テニスと全く同じです笑
セレナからはその手の話を聞いたことは無いですが、
きっと彼女も独特な表現をするでしょうね。
シャラポワにも、まだまだ自分の可能性を追求して欲しいです。
なんせ、私のラケットバックはシャラポワモデルなので笑
最後までお読みいただきありがとうございました。
東京は明日から暑さが戻るようです。素敵な一日を。