明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

「まだ大丈夫」の意味  -B'z "still alive" より-

イベントが終わり、ゆっくり過ごせた土曜日でした。

 

実は午前中に上の親知らずを抜いたのですが、

 

下に比べて圧倒的にラクで、ほとんど痛みを感じません。

 

しかし、二日に渡って立ち仕事のイベントをした疲労は肩と脚に乗っかっており

 

明日のテニス(天気は持つかな・・・)に向けて、なんとか復活したいところです。

 

さて、「身体は大丈夫かなあ?」と思った時にふと浮かんだ言葉が"still alive"

 

木村拓哉主演のドラマ「A LIFE〜愛しき人〜」の主題歌でした。

 

"A LIFE"と"still alive"が見事に脚韻を踏んでいるのは稲葉さんのセンスが光るところですが、

 

内容は、医療系のドラマの主題とはあんまり関係無さそうで、

 

一言で言うと

 

「彼女と僕の関係はまだ大丈夫!(=still alive)」

 

です。

 

歌詞から想像するに、どうやら彼女が傷つく出来事(多分ケンカ?)があったようで

 

「指に伝わる あなたの涙のぬくもりに」

 

・・・彼女の頬に手を当てている主人公が、彼女の目から涙溢れる涙を受け止めたようです。

 

 「はっきり気づいたよ その笑顔が見たいだけだと」

 

・・・出ました!男性あるある。

 

どうやら、男性は好きな女性にはいつも笑っていて欲しい生き物のようです。

 

女性から見ると、「そうか、笑っていればいいのか」と思う一方で、

 

「楽しく無いのに、笑っているのは難しい・・・」

「笑顔じゃ無い自分も受け入れて欲しい・・・」

 

・・・そう思っちゃうんですよねえ。

 

そのあたりも、美しい男女のすれ違いですかね。

 

その後は、主人公の彼女への熱い思いをひたすら歌い続けます。

 

「どこにも行かせない愛しい人よ」

 

・・・このサビ、意外とあっさりと歌われていますが

 

B'zの曲で、これほどまでに女性への独占欲をはっきり歌ったシングル曲って

珍しいんですよね。

 

アルバム曲には結構あるんですが。

 

「どこにも行かせない」

 

B'z曲らしからぬ、愛しい人への強烈なコミットメント。

 

その後もコミットメント宣言は続きます。

 

「丁寧に正確に あなたの想い読み解きたい」

「祈りを込めるように名前を呼ぶよ」

 

・・・珍しい。すごい彼女に尽くすぞ宣言しております!

 

どうしちゃったんでしょう。この主人公。

 

そしてサビ終わりにこう言い放ちます

 

「何一つ終わりじゃない」

 

・・・と言うことは、逆説的に考えると

 

「終わるかもしれない」って、

どっかで思っているんですね?

 

その不安を、必死で打ち消しているんですね?

 

・・・しかし、ただケンカしただけで、ここまで言うかねえ。

 

なんか大げさ・・・。

 

・・・と、ここで初めて、この歌が医療ドラマの主題歌だったことを思い出しました。

 

愛しい人の命が瀕しているのなら、これを言うのはわかります。

 

そう思い直して、歌詞を全部読み返して見ると

 

「あ、愛しい人が病で苦しんで泣いているのか!」

 

・・・と、はじめて気付きます。

 

だから「祈りを込める」とか、結構重たい言葉を使っていたのか・・・、とか。

 

でも、この歌が医療系ドラマの主題歌だと言うことを知らずに歌詞を読むと

 

めちゃくちゃ彼女のことが好きな主人公の歌に読めます。

 

そう、ここでもさすが稲葉さん、ですが

 

愛しい人の幸せを願う強さ、それへのコミットメント

 

それは、病という深刻な状況でも、ケンカでも変わることは無いと

 

この歌詞を通じて伝えてくれています。

 

いやぁ、本日も稲葉歌詞の深さに感じ入ってしまいました。

 

そんな感傷に浸っている土曜日の夕方。

 

・・・まずい、親知らずを抜いた後の痛み止めの効果が切れてきた。

 

早速飲み直さないと・・・。

 

私も「still alive」でいられるように、夜もしっかりメンテナンスします。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

素敵な土曜日の夜を。

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