
知床五湖のガイドツアーを午前中に終えて、
午後は知床の観光船に乗りました。
知床半島のクルーズというのは
記憶に新しく、沈没事故のことが思い出されます。
その事故にあったクルーズ船もここの港から出港したと思うと、なんだか切なくなります。
そんな事故を二度と起こさないようにと、私たちを案内してくれるゴジラ岩観光さんの搭乗受付時には、万が一のためのビーコン(位置を知らせるもの)の貸し出し、
救命胴衣などは徹底されています。
不安がなかったわけではありませんが、
いまこそ安全に細心の注意を払いながら知床の自然を観光できるのではないかと思い、予約していたのです。

そうして、出港。
私達は2階席へ。
宿泊している北こぶしもよく見えます。
そうして港を出てしばらくすると、
すぐに岸壁にそびえ立つ岩肌が続きます。


午前中に通った知床五湖までのルートの海抜がなかなか高かったことに驚きます。

断崖は、入り組んでいて、
窪んだ場所が神秘的です。
走行していると、
天然記念物のオオワシが岩の上に!


見れた〜!
堂々とした姿が
カッコいいです。


船がさらに進むと、
滝が見えてきました!


そして、
歓声が上がったかと思うと
どうやら鹿が浜に出できる模様。
双眼鏡で確認すると、
茶色いお尻がいくつか見えました。

そして、船員さんは
ヒグマもあそこにいるよ!と
教えてくださったのですが、
双眼鏡で見ると、すごーく小さく、黒いものが
ゴソゴソしているのが見えました。
たしかにヒグマが知床にはいるんだ…!と
実感した瞬間でした。

船は往路は説明しながらゆっくり進むのですが、
復路は一定の速度で走行します。
帰りに気がつくのですが、帰りの走行時間が長く感じます。
往路はあんなに立ち寄りしたのに、あっという間に感じたので、
すごく集中して自然を感じてたんだなと思います。

無事にゴジラ岩の見える港に戻ってきました。
これからも安全に
この素晴らしい知床を観光する人がたくさん戻ってきてくれるといいなと思います。
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