奈良井宿を散策したあと、
今度は安曇野方面へ向かいます。
途中、行ってみたかった安曇野のお蕎麦やさん「上條」さんのお店の前まで到着するも、あまりに待機している車が多くて(パトカーも見回ってたくらい)、
これは…車も置けないし、置けたとしてもかなり時間待つよね…ということで、断念。
昼からの目的地にしていた大王わさび農場へ行くこととしました。
「わさび農場」という響きに、
あまりイメージがわいていなかった私。(わさびの大王さまでもいるのかな!?的な)
そもそも、農場に人がそんなに来る場所なのかもいまいちピンと来ていなかったのですが、
現地に近づくと、車の列!
「えぇ~!!こんなに人気の場所なの~!?」
駐車場はかなり広いのですが、それでもほぼ満車状態で、整備の人に言われるとおりに車を停めました。
「わさび」だからと言って、大人ばかりかと思いきや、
チビッコからの老若男女に人気のテーマパークではないですか!!
人、多い!!
レストランも行列!!
とにかくイメージしてたの(静寂)とは違ってびっくり!!
とりあえず、お昼を食べようと、敷地内のお蕎麦屋さんへ並びます。
こちらも列ができており、20分くらいは待ちました。
メニューの数は多くはなかったのですが、
Y氏の注文したぶっかけ蕎麦の器にはわさびの茎と葉がドドーンと乗っかっていて、
店員さん曰く
「こちらはお持ち帰りいただいて、お料理できますからね」と、
持ち帰り用のビニール袋も用意してくれました。
まさかお蕎麦屋さんで採れたてのお土産をゲットするとは(笑)
施設の中の蕎麦レストランとはいえ、結構美味しくお昼をいただけたので、満足です(´ω`)
無事にお昼を食べ終え、散策開始です。
雨がポツポツしたり、止んだりの曇った天候でしたが、
道をさらに奥に進むと、
超絶綺麗な景色が広がります。
それが、これ!!↓
お水が綺麗!!!美しい!!!
「綺麗」と「美しい」という言葉しか出てきません!
曇っていても、雨が降っていても、この水の綺麗さ。晴れていたら一体どんな輝きになるのでしょうか!!
感動しっぱなしです。
ここは黒澤明監督が
映画「夢」で最後のストーリーを描いたロケ地にもなっています。
もうだいぶ前の映画ですが、
当時と変わらず美しい景観が残っているこの場所は
安曇野に寄るなら見ておくべき場所だと思います!!
本当は、晴れていれば、この綺麗な水路をクリアボートで遊覧する予定でしたが、
安曇野へ向かう途中がけっこうな雨だったので、「今日はボート出ないかもね~」と
すでに車にいる時に断念していました。
しかし、クリアボートはしっかりと運行されてました…(;^ω^)
ただし、あまりの人の多さなので、順番待ちは必須だったことでしょう。
ずっとここの水面を見ていたかったのですが、この大王わさび農場の敷地はかなり広いので、先へ進みます。
わさびが植えられているすぐ近くまで行くと、こちらも水が澄んできれいです。
めちゃめちゃ冷たい水なのかな、と思いきや、手をつけてみると、それほど冷たくは感じませんでした。
それは、この日雨で気温がもともと低かったということで、温度差がそれほどなかったからかもしれません。
おそらく、暑い時期なら、このお水がひんやりして気持ち良いことでしょう。
さらに奥へ進むと、
平成の天皇陛下が、当時皇太子だった時に、美智子様と訪れたという場所に着きました。
奇しくも、この日が平成31年4月30日…すなわち平成最後の日だったので、
たまたま見つけたこの碑にしみじみしてしまいました。
そんな場所の向かい側にはわさびのお土産を取り揃えたショップや、
わさびを仕分けている作業場などがあり、窓越しに見学することができました。
ちなみに、ショップで、わさびアイス最中を買ってみたのですが、
最初は甘くてごく普通に食べられるアイスです。
でも、食べ進めていくと、ピリっと辛さがしてきます!
ところどころ辛みが強いところがあって「あっ!辛ッ!!」とワイワイ言いながら味わえるので、
面白い食体験になりました。
さらに進んだところのレストランのショーウィンドウには
「わさびビール」という緑の色が「おぉ…」となるような、「ならでは」のビールも取り扱われていたり、
なんでもわさび製品にできてしまうあたりに、テーマパークらしさを感じさせます。
ちなみに、
入口近くにも一番大きなショップがあり、
私たちは大根のわさび漬け等をお土産として買って帰ることとしました。
大王わさび農場 は、想像以上に
広くて、人気の観光スポットというのがわかりました。
あの水の美しさを見てしまったら、何度も通いたくなるよな、と人気の理由も納得です。
(晴れてたらアルプスも一緒に眺められるだろうしね~笑)
※【そして】この景色にやられた私は
広島に帰ったあとソッコー黒沢明監督の「夢」を観賞したのでありました。
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