夢眠(ムーミン)∞日々綴り

短歌で始めたブログも今では雑記。何故か削除できない時々ブログ。御朱印ブログもそうそう続かない。終活に向けて「捨てた」追加

メモ帳1-1

2015年06月27日 | 父の思い

父の残したメモを綴るスタートです。
横書きのメモ帳を縦書きに使っています。

 

平成七年九月胆つう(胆のう)の手術以来妻にはいろ〱(いろ)と心配を掛け通しで申し訳ないと思って居たがまた〱(また)訳の解らないま〃急に猛烈な脱力感におそわれどうにもならず急きょ東京の〇〇外科に入院して検査を受けて、検査の結果はタンパン(タンパク質?)の不足による栄養失調によるものでとりあえず点滴を受けながら様子を見ることになる。ところが元々脳病院で八人の大部屋だから患者の大半は脳梗塞や痴呆症の人でしめられ何かと今までにない珍しい体験をする事になった。
これを機会にめったに出来ない体験を通して学ぶ事思う事考えなければならない事の一端を川柳形式で書き留めて見たいと思いたち初めての事だから拙ない出来だとは承知のうえで書く事にする。

平成拾一年八月九日 退院

 

私のコメント
母方の従姉が元看護婦ということもあり、母は良く相談もしていたし頼りにしていたと思う。
それは本当に助かったことではあるのだけれど、今となれば私が近くに居たならもう少し力になれただろうにと後悔するのである。
実はこの病院で処方され長い間飲み続けていた薬は父にとって良くなかったと後で聞いた気がします。
この病院は父の仕事(自営)の元請けの紹介。
変に気を遣い断ることが出来なかった父の立場の弱さ、父の人の好さか駄目さか、まことに残念。


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