テレビ(NHK総合テレビ;サキどり;)でも放映されている話題の「足こぎ車いす」を当施設でも導入しました。
この足こぎ車いすは、ペダルを前に漕ぐことで前進し、後ろに漕ぐことで後進することが可能です。また、方向転換は、操舵機能があり、一側上肢によるハンドル操作にて可能となっています。
足こぎ車いすの適応範囲として、
1)中枢神経疾患(脳血管障害、パーキンソン病、小脳性運動失調など)
2)末梢神経障害
3)骨関節疾患(大腿骨骨折、変形性膝関節症、関節リュウマチなど)
4)呼吸、循環器疾患
5)廃用症候群
といった多くの疾患のある方にも適応できます。
今後は、これまでのリハビリに加え足こぎ車いすを使用し、入居者の方々の下肢機能の向上と活動性の向上を目指していきたいと考えています。
機能訓練員(理学療法士) 野田