その実験とは・・・
ムービングライトのダウザーCHだけを!
一般照明卓でコントロール出来ないか?
です
<実験理由>
良く有りがちな事ですが・・・例えば、カラオケ発表会みたいな催しで!
ホリに出物をイッパイ仕込む事が有りますよね~ネタ物とかサーチとか・・・etc
僕は以前から・・・ムービングで出来たら良いのになぁって考えていました!!
しかし、そう言うたぐいの現場にはムービングは不向き!色んな問題が発生!
曲構成も曲順もましてや100曲以上有ったりするし!打ち込めないヨ~(×_×)
勿論!
打ち込め無くても、2オペなら何とかなりますが・・・予算的にも厳しい!
じゃぁ、1オペで・・・
2ボード(一般&ムービング)でオペするのはクオリティが下がる
そこで!もし、ムービングのダウザーCHだけ一般照明卓でコントロール出来れば!
曲間(暗転中)にムービングのGOBOやカラーだけ変えればOKじゃん!!
これが出来れば、結構色んな現場で使えそうだぞ(^0^)/
それで、実験に至りました。
<実験に当たっての問題点>
理屈では可能かとは思いますが・・・?
1,普通、ダウザーCHの後半50%~100%間はストロボになってしまう事。
2,一般照明と同機したときにゆっくりなフェードinなどの時に調光のバラツキが無いか。
3,ムービングにDMX信号が2系統入る事によるバグ等。
とりやえず、今考えられるのはこのくらいでしょうか?
さて!実験してみましょ
<実験機材>
ムービングライト・・・1,CLAY PAKY STAGE SCAN
2,CLAY PAKY MINI SCAN HPE
3.CLAY PAKY STAGE LIGHT 300
一般照明・・・・・・・・・2灯ミニブル
調光卓・・・・・・・・・・JANDS ESPⅡ-60
ムービング卓・・・・・HogPC(hogⅡ)
その他・・・・・・・・・・デジタルミキサー
4chチビユニット
ケーブル一式
こんな感じです!
さぁ!実験スタート
多少の調光スピードの違いは有りますが、まぁ許容範囲でしょう!
でっ!結果は
大成功イェイ!
問題点も全てクリアーしました!
ただ、JANDSの特有機能を活用したからです。
それはこれ ↓
JANDSの卓はパッチ画面に
「CH Dim:At 」←At と言う項目が有ります。
これは、最大ゲージもパッチする事が出来るんですよ!
例えば・・・星球みないな物でフルゲージはNGな物が有ったら!
At 部分に「80」って打てば、80%以上にならない機能です。
そう!これを利用して、
ダウザーCHの最大ゲージを50%までにしましたカンペキ!
実際には機種によって微妙な違いが有るので、取説を読みましょ~!!
<まとめ>
とりやえず、サン・ステージに有る機材の中で実験した結果なので、その辺は悪しからず
実験結果は完璧でしたぁ!これは使えますね~!!
ムービング調光と一般照明調光で調光スピードの違いが有りましたが、どちらかと言うとムービングの方が遅れてライトinする感じなので問題は無いでしょう!!
最初に言ったように、ホリに出物を出すのも、ムービングを2台仕込めば!
何種類ものGOBO、カラー、ローテート、などの効果が出せそうです。
まぁ・・・ソースフォーを10台ぐらい仕込んでも良いですけど・・・
どちらが良いかはあなた次第です。(これぞオペレート力)
それに、Hogでオペする場合だったら!!!
この方法用にパレットを上手く作れば、1名のオペレーターで何にだって活用可能です!
勿論、別にホリの出物以外でも・・・エフェクトだって使えますよ!
ただし、あくまで打ち込みが出来ない現場や、予算の無い、構成の分からない、現場に限りですけどネ
後は、実際のクオリティが問題だとは思います。
ムービングをいじっていたら、次の曲に・・・!
ライトinが間に合わないんじゃぁダメですからね
なので、簡単にGOBOの種類だけ変えるとか、カラーだけ変えるとかなら!
1クリックで済むので!
これなら、曲間中に出来ますネ!!
長々書いてしまいましたが!スイマセン。。。
でも!この記事を見た照明さんはラッキーだと思いますよ~
でも、全国にはもっと良い方法でやってる人がイッパイ居ると思いますが・・・。
今度、何かの現場で実戦してみようと思います。乞うご期待!!
もし何か他に良い方法が有りましたら、コメントくださ~い!!