洞窟探検家・吉田勝次の足跡!

探検家・吉田勝次が日常の小さな出来事から世界各地での未踏の探検活動をレポートします!ときどきアホですがお許しを♪

洞窟探険(ケイビング)講座4日目~

2010年08月23日 15時53分22秒 | Weblog
今日の実習は考古学講座~~~
日当たりのいい大きな洞口は遺跡の確立が高いです。
住居として使用していたのでしょう。
今の昔も住む家は日当たりがいいことが大切ということでしょう。

昔から洞窟は洞窟自体が信仰の対象になったり、儀式を執り行う場所であったり
死者を葬る場所であったり。。。神秘的なところだと考えられてきたのでしょうね。

沖永良部島の洞窟は地下水をくみ上げる場所であり 昔から真水を手に入れるための神聖なところでした。
島中の集落があるところには必ず大なり小なり暗川(くらごう)と言って
地下水面から水をくみ上げることができる洞窟があります。
この地下水は現在でもこの豊富な地下水はなくてはならないものです。

ということで考古学というか人類考古学かな?
1000年以上前から人々は住みつき 暗い洞窟の底に水を求めて入って行きました。
当然、水を汲むための器が必要です。
それが土器です!








ここで見つかった土器は2種類あって14世紀ごろのものは青みがかかった模様がついたものですが
貴重なものは12世紀以前からのものでクグス土器と言って黒雲母という鉱物を入れて作られています。
割れた土器の破片の断面を見るとキラキラ光った鉱物が確認できます。
黒雲母は輝緑岩という岩石の中など花崗岩中にある鉱物です。
沖永良部島一番高い山、大山の上で見ることができます。

今日の実習はまだ見つかっていない支洞で講習生と共に土器探しです♪



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