(2012 /12/14 記 ようやくブログ更新が追いつきそう~ クレイジーな忙しさの中、明日、沖永良部島に帰ります♪)
奥に入って3日目~
こんなところにも人が住んで村があるのか~~!っと驚かされて
人間もたくましいな~~~っと
軍の偉い人と話す機会があって。。。
「私達は厳しい環境で仕事?をしているからいくら食べても太らないんだよ」って言ってました。
先進国のダイエット食や考え方はここではありえないな。。。
昨日の夜のうちに山の反対側の村まで移動~
この村でバイクをチャーター でもオフロード用バイクじゃないからどこまで行けるのか?!
洞窟まで体力温存!
でもバイク←転ぶ←痛い←死ぬかも← やだな~~~
いきなり 牛に遭遇! そして牛にぶつかりました!
日本では牛にぶつかるという経験は出来ませんね
結構、バイクだから衝撃はありました~ さすがに牛にぶつかって死ぬのは情けないよね
ごつい!
戦ってみたいような。。。
標高1500m~
下の谷がすべて霧で覆われている~
凸凹の農道を走る~
そして転んだ!
やっぱりバイクはバランスを失うと必然的に転ぶ!
わかって乗ってるんだけど そういう状況はいきなり来る~
思い知らされる~~~
な、、、なんと昨日まで必死に登ってきてたどり着いた洞口はバイクであっという間!
写真の右端がドリーネ地形の上方に巾10mほどの入口が見える。
最初は緩い下り坂の斜洞で50mほど進むといきなり垂直の縦穴!
ドリーネ(すり鉢もしくはロート状のカルスト地形)の底は埋没。
3ピッチ降りて今回はそこまで!
人員と装備を用意してアタック!
とげとげの草!
タンクトップの俺の天敵です
鳥の丸焼き!
これは話せば長くなりますが。。。
縦穴の洞口付近には探検者以外は立ち入り禁止にしています~
それは上から石を落されて当たると致命傷になるからです。
バイクの運転手やギャラリーみんなに「これ以上は近づかないように」とWinにも
念を押したのに
ロープをセットして降りはじめるとギャラリー達が近づいてくる~
言っても言うことを聞かないので
Winが機転をきかして 彼らに仕事を作って近づかないように
お金を渡して「下に降りて鳥を買って来て~」行かせたようだ~
まったく死ぬから!近づくなよって言ったのに~~~
2つ目の巨大なドリーネ(直径600mぐらいかな?)の底で
鳥をつまみにシャン酒(少数民族シャン族の酒、米が原料みたいだ)で乾杯!
(思い返せばここから身体の異変に気付く。。。)
鳥の足を食ってる場合じゃなかった~
体調不良。。。
鳥の顔!
っということでダウン!
十年?何年?ブリだろう。。。?
いつも元気モリモリの俺なのに~
まずは 寒気と熱→これはマラリアか! やばい!!!潜伏期間が無さ過ぎる。。。
テング熱?肝炎? 予防注射はしっかり打ってるけど。。。
下痢、嘔吐 → 赤痢?コレラか?(どこでも水は飲むし。。。少し後悔)
ノックアウト状態~
薬なし!栄養食なし! あるのは水。。。と日本から持ってきた「カッパえびせん」だけ
あとは自己治癒能力のみ
いつまでもここに居られないので移動~
次にお世話になった農家でまた一日中~寝ていた~ すっかり病人です。
健康なときは当たり前だと思っている元気! 病気になると肉体と精神はセットなんだな~と再確認!
3日目に何とか元気?になり丸一日、車で移動~ 乗ってるだけだけど悪路は病み上がりの人間には厳しい~
でもそんな環境でも元気になっていかないとこんなことはやれない!
なんとか!次の目的地に着くころは元気!!!80%かな?!写真を撮る余力は無かったな~~~♪
明日は山へ~
早朝から走りっぱなしで次の目的地に到着!
前回、来たもと軍人さんの家にお世話になることに~
標高1200m
未踏の洞窟です!
今回はこれが一番、よかったです♪
直径100mのドリーネの底に開口する入口~
中に水が流れ込んでいます~
ロープをセット!入念にチェック!
「病み上がりの自分はミスを犯すかも」っという不安が拭い切れませんよ
石を投げると50mぐらいはあるかな?
今、主流で使用しているロープは8mm
8mmのロープ1本で数百メートル降ります~
登山の世界では8mmのシングルで下降するなんで。。。と言われるときがあるけど
海外で未踏の厳しい環境を探検するためには装備の重量と体積をできるだけ少なくすることが
一番、大事なこと~
でも慣れるまでは8mm一本は怖いよ~~~♪
結局、100mほど下降~
地下河川に出た! すごい!
タイムリミットぎりぎりまで奥へ~ 写真は未公開とします~♪
ここは当たりでした!
今日中にここを出ないと帰れない。。。
夕食をごちそうになる~
写真の方が家長のカチン族の軍人さん~ いつもピストルとライフルを持っている~
まだ内戦は落ち着いていなのか? そのあたりの話は聞きにくい。。。
でも今回の出会いには感謝!ラッキーでした♪
食べる前にお祈り!
前のうちでいただきます~~~って食べだしたらみんなお祈りを初めて
俺だけ取り残されました
丸一日かけて一気に山を降りる~
ガソリンスタンド?
パンクを直す!
元気になって3日目~
街はいいね~
とりあえず気持ちが不足しているフルーツをお腹いっぱい食べたい!
途中のおしゃれ?な街に立ち寄る~
ここはイギリスの植民地時代に避暑地として栄えた街~
ヨーロッパ調の建物が多い~
インド系の屋台で繁盛店に来た~
ナンの原型みたいな。。。
俺はパクチー系が無ければ無敵!
コーヒー店に立ち寄る~
日本を出てえっと。。。2週間近く 風呂に入っていない~
今までの最高は1か月!
何か~一枚の膜に覆われているような。。。 ただの動物ですよ!人間も!!!
2
また一日かけて
マンダレーまで戻りました!
帰ってきたな~~~って感じです!
車はこんな感じになります!
マンダレーヒルという丘の上の大きな寺院へ
俺は退屈だった~
人が作ったものはほとんど興味は無いのでした~♪
最後の夜は2人で乾杯!
次回の打ち合わせと恋話で盛り上がる♪
出た~~~!
俺の天敵♪
観光地も適当に~
スイカにかぶりつき~
生きてる実感!
JETBERへ買っていく 雑貨を選ぶ~
ミャンマーの相棒たちとの別れ!
運転手のにぃさん! 運転テクニックは抜群!4WDじゃないカローラバンでどこでも走る抜ける!
修理もお得意! 弱点はきついこと←安易に山にまでついてきて泣いていました(もう俺は行かない宣言してました)、綺麗好き!、
そしてWin! 偶然知り合ったにしては ミラクルな出会いでした!
彼は俺と同じ種類の人間~
「何とかなる」が口癖! 外国人の立ち入りが微妙?ところでも「何とか」と言いながら行っちゃう~
そしてときどき捕まって叱られて~
ちなみに外国人は強制送還、Winは懲役5年の実刑になるようです
しばらくミャンマーとはお別れです~
こいつらのおかげで楽しかった~~~
どんな国でも友達、仲間は出来る~ そしてその国が好きになる~単純です
自分の心の壁をなくせば。。。
でも生き残るためにはある程度の危険回避、危機管理能力は必要なのは確かです。
ただでさえ危険っぽいところへ入り込んで更にそこから未踏の洞窟に入り込んでいく~
ネットで検索してたくさん情報が出てくるところは 何かのついでに寄ってくるような場所でおもしろくありません。
情報の少ない所へ行って、空港に降り立ってからが探検の始まり~
そして出会いの連続~人と人のつながりで目的を達成していく~ いい出会い楽しい出会い、そして悪い出会い~
国~人、食べ物、文化~未踏の洞窟!!!
俺は感動するためにこの世で生きていると思っています~どれだけ感動できたか?が大切。
長く生きるだけでは満足できない~何に出会えたか?何を見たか?何をしたか?
やせ我慢強さを武器にどこまでも行きます~ ただパクチーだけはごめんなさい~ これだけは足かせですよ~
今年もあとわずか! 明日から沖永良部島です~ 帰りは未定です。
毎日ドキドキわくわく!死ぬまでやめられません~
最後に来春オンエアーの番宣しておきます!
BSが見える方は是非!見てね♪
二夜連続新春特別企画『Earth Walker』
■第一夜「世界で一番長い火山洞窟に潜る~火の島ハワイ地球創世物語~」
2013年1月2日(水)19:00~20:55
【第一夜】
「世界で一番長い火山洞窟に潜る~火の島ハワイ地球創世物語~」
キラウエア火山の東山麓に位置し、
総延長60kmを超える世界最長の火山洞窟・カズムラ洞窟を進むクリステル一行。
息を呑むような漆黒の闇の世界はまるで“魔界”、
洞窟内部は、激しい溶岩活動により創造された“死”の世界とも言える。
旅のパートナーである吉田勝次氏(社団法人・日本ケイビング協会会長)の厳しい指導のもと、
富士の本栖洞窟で下降用ザイルなどの基本的なケイビング装備を学んだのち、挑んだカズムラ洞窟。
しかし、真っ暗な闇に降りていく時に感じる恐怖、
「もう帰れないかもしれない」と思ってしまうような予期せぬハプニングの連続に撮影は困難を極めた。
その中でも、出会う命の鼓動。新洞窟性動物と呼ばれる極めて珍しい闇の生物たちとの出会いは、まさに未知との遭遇!
さらに、火山洞窟の中では世界最大級のホール、奇跡とも言える溶岩鐘乳が一行を待ち受ける!
その後、クリステルはキラウエア火山へ。
今も続く火山活動は、近隣の村を飲み込み、破壊しつくし、全てを無へと返すも、ハワイ島の住民たちは噴火を恐れていない。
そして知る「火山の女神・ペレ」の存在。
破壊の象徴であると同時に、新しい生命の始まりでもあるという、はたしてその意味とは?
そして、クリステルは、地球の鼓動を目の前に言葉を失う。