偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

●年金照会のウラワザ。ハナシ中をブっとばせ奮闘記。

2007年08月08日 15時50分05秒 | ◎ツッコミ思案0
 以前、いわゆる「年金未納問題」が浮上した2004年ごろに地元の社会保険事務所に電話で(つまり口頭で)照会したことがあった。
その時に未納期間があって一瞬ギョっとしたのだが、よくよく思い出してみるとそれはサラリーマンだった期間と一致していたので「厚生年金とは別々だもんね」勝手に納得していた。

 その後、今度は記録消去とかなんとか騒がしくなってきたので気になってもう一度、電話してみたら
「最近、話題になっているのはあなたよりずっと以前の世代のケースですよ」半笑いで言われてハナシは照会にまで至らずに終わってしまった。

 で、最近NHKを見ていたら“消えた年金記録”を追っている人のハナシをやっていて見慣れた光景だと思っていたがふと心配になった。

 「やっぱ厚生年金も一緒の紙に記録がなかったらダメなんぢゃん!」

 いくらお役所仕事が融通が利かないからといってもわざわざ厚生年金分をよけて読み上げるなんて意地悪はしないだろう。
そう気が付いたのは金曜の7時過ぎだったが気が焦ってきてとりあえずネットをブラウズしてみた。

第一候補と思われたネットによる照会はIDを貰うのに4週間待ちとかなってやがる。

電話だと口頭で基礎年金番号と名前を言うだけでほいほい照会してくれるにおかしなハナシだ。

次に
ねんきんあんしんダイヤル
0120-657830


 とりあえずはフリーダイヤルから攻めてみるか。
と、
「ここは後日文書で照会内容を書面で発送するためのダイヤルなのでその他の問い合わせは

「ねんきんダイヤル」
0570-05-1165


へ」と言われた。

念のため
「今の時間でも通じるんですか?」と聞くと
「はい午後10時まで受け付けてます」という答え。

ちなみに最初にかけたフリーダイヤルのほうは24時間受付らしい。

で、そちらにかけてみたら「本日の受付時間は終了」みたいなテープが…
また、フリーダイヤルのほうにかけなおしてきいたら
「おかしいですね番号間違ってませんか?」なんていうとぼけた返答。
だったらアンタかけてみてよ(←実際はもっと丁寧に言ってるよ)といったらしばらく待たされて
「ああ、本日はコンピュータのメンテが入ってるんで月曜日におかけなおしください」
だってさ。


で、翌週月曜日
もう月曜だからどんな役所でも営業しているはず。
だから手っ取り早く地元の社会保険事務所にかけてみることに。
ガーン
何度かけてもハナシ中だ!
先週末のNHKの番組の影響だろうか?
おいらのうちのルータは通じないときは液晶画面にその理由が出る
こーいうケースいつもならたいていは

「USER BUSY」と出る

いわゆるハナシ中だ。

ところが

「通信拒否」なんて出てきた。

 なんだかアタマにくるなぁ。まさか回線切ってやがんぢゃねーだろうな。

 ここでめげるオレぢゃない。
こういう時こそネットを活用。

 お役所のほうにも年金課というものが必ずあるはず。
またネットサーチ!
電話番号を調べるのにネットが役に立つというのはなんとも皮肉なものだ。
でかけたらあっさりとつながった。

なんともかぼそくねむそうな声で
「…はい、年金課です」

(ちぇっ名前くらい言えよ。)

電話がさっぱり通じないという旨を話し「通信拒否」(←この表示はシステムのあやかもとも思ったが)の件も気になっていたので
「まさかこの電話番号をしめちゃってるなんてことないでしょうね?」
と聞いてみた。
「…はぁ、多分違うと思いますが」
「代表以外の電話番号、教えていただくわけにはいきませんかね?」
「うちもこれしか知らないんで…」
(↑ウソつけ)

 で、しばらく押し問答のような不毛な会話が続いたあとに
「だったら私が試しにかけてみましょうか?」

…って最初からそうしろよ!

「では今からかけてみて、結果は折り返しということで」
「え?そこに電話1台しかないんですか?」
「あ、このままもう一台でかけるってことですか?」

 (とてもこのお嬢さんがおいらの電話代のことを気にしてくれてるとは思えない)
「そ、そうですよ…」
「ちょっと待ってくださいね」

(1分くらい後)

「あ、私がかけたら通じましたよ、ぢゃ担当者に折り返してかけさせるので番号お教えください」
(こやつ絶対に代表番号以外で連絡とったに違いない。でもとりあえず突破口はできた)

 でしばらくすると電話がかかってきた。
お、ナンバーディスプレイ表示されてやがる。
これで直通番号ゲットだ。(まぁ、これが後々まで必要なきことを祈るが)。

で、やっぱり懸念は的中。
「厚生年金」と「国民年金」の記録は統合されていなかった。

平成9年以前にフリーになったような人

は要注意らしい。
向こうは平成9年にその旨を郵便で通知したと言い張っているがそんなのを貰った覚えはない。

とりあえずその場で厚生年金の番号を口頭で言って、統合手続きは終了。
後日、照会表が送られてきた。

でも手元の「厚生年金手帳」と「国民年金手帳」を見てみると台紙はまったく同じものだ。同じ社会保険庁が管理しているはずなのになんでこんなめんどくさい目に遭わなきゃいけないんだろう



ウラワザとはいっても広まってしまえばじきに市役所の年金課も混み合ってしまうだろうが、そうすれば今後は窓口やキャパが広がってユーザーのためにもなるだろう。
 もし年金課直で通じなかったら市役所の代表にかけて
「年金課おねがいします」という手もある。

 でもいずれにせよ、混乱を収拾するための費用のもと税金だったり年金だったりするわけなので複雑な気分にはなる。

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