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偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

アンチ痴漢冤罪システム…ぜったいに

2008年04月29日 16時29分26秒 | ◎ツッコミ思案neo
やってもいない痴漢の疑いで電車を降ろされたら次にどうするのが最善手か?

「行列のできる法律相談所」で、
そんな設問があった。
そして弁護士四人のうち二人までもが

「走って逃げる」
という答えを出した。

ある意味斬新な解答だけど、絶望的な現実をつきつけられたともいえる。

「走って逃げる」の理由としては目撃者もいない状態では無罪放免になる可能性は低いし、そのまま拘留されれば結果として裁判で無罪を勝ち取ったとしても会社をクビになる可能性が高いからだと。

「裁判で無実を争うべき」という答えを出した住田弁護士は

「逃げたあげくに捕まったら大変なことになる」

といってたけど、この主張には大きな矛盾がある。
だって「大変なことになる」ってのは無実が証明できないって前提ぢゃん?

住田氏は自分が検事だった時代の経験から
「本人が無実を主張しているときはなかなか起訴できないものだ」
と主張した。

 検事の経験があるのは私だけだから私の理屈が一番信憑性があるんだ…といわんばかりに胸張ってたけど、これって新聞なんかに書いてある常識や実例とは随分とズレているし、そもそも拘留中に会社をクビになってしまうしがないサラリーマンの立場に立ってくれていない、いかにも弁護士さんらしい答えだ。


 そこで痴漢冤罪をなくすためにはどうしたらいいか、考えてみた。

「現場を保全しないのが悪い」という住田弁護士のあまりに無慈悲な意見はちょっとヒントになった。

痴漢発生時用の緊急ボタンというのはどうだろう?

さすがに電車ごといきなり緊急停止させるのは安全上の問題があるだろうから、とりあえずそのボタンを押すと設置されたカメラで撮影がはじまる。
 最近よくある交通事故の記録用カメラみたいに時間をさかのぼって撮影できるやつだったら尚のこといいだろう。
こっちは速度の速い交通事故と違って、2コマ/秒もあれば充分だろうからその分、画素数をアップする。

次の駅に止まったらそこの車両はドアだけ開かなくなる。
そして事件発生現場まわりの何人かはお残りいただく…と。

 そして聴取におつあいいただいた方には遅延証明書を発行する。←事故による遅延とかんときもたまにあるでしょ?
まぁ、お残り捜査の部分は省いて、カメラだけでも真犯人はともかく冤罪は証明できそうだ。

 大袈裟な気もするけど人一人の人生かかってるわけだし、ここまですれば痴漢そのものも減るんじゃねーかな。
チカン以外のスリだのの犯罪防止にも…ね。

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