●向こう側の人々

　「北野タレント名鑑」に出演した水道橋博士。
なぜかあまりボケずに順調にクイズに正解しPRタイムに…。
その内容はといえば、彼が昨年常に帽子を被っていたのは激しく脱毛していた為だと当時の写真を見せながら告白。

「でもあるシャンプーを使い続けたら毛が生えてきました」

…と、思いっきり商品ロゴが映るようにその育毛シャンプーのハコをかかげた。

PRってそれかよー。

まぁ、浅草キッドほどになれば他の若手のように必死に売り込まなければならないことなんて、既にないのだろうが…。
それにしてもあまりに露骨…。

　自分は今のところ心配ないのだけれど友人関係に“そういうのを”必要としている人がいるので、一体いくらぐらいするのだろうと検索してみた。
　社名ロゴが思いっきり映っていたので、CMをガンガン流しているあのシール式のズラの会社だということはすぐ分かったのだが、サイトには価格は一切記載されていなかった。
　多分、ヅラ同様、高いのだろう。っていうか水道橋博士が生えたといってもシャンプーだけぢゃなくってカウンセリングやヘアケアなどの高価な施術こみでの結果なのだろう。
　だとしたら価格が書いてないのもうなづける。単品売りはないのだ、きっと。

　どうやらフリマやバザーに流れてきた「リアッ●」などをみつけては買いあさってるような貧乏な友人には縁のないハナシのようだ。
　まぁ、それらもそれなりに効くらしいけど、“体質”だとか“相性”にかなり左右されるモノらしいから金をかけたオーダーメイド式のマンツーマンなケアが優位なのは想像に難くない。
　昨年はプラズマテレビなんてものがよく売れたというから、世の中の人はけっこう金があるんだなと思った。そんな人たちはいまごろフジテレビに電話をしてるかもしれない。

　こんなところにも社会格差があったということか…。