偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

水への伝言もーしもし

2008年04月21日 04時17分47秒 | ◎ツッコミ思案neo
 もうひとつ今日(というかもう昨日か)の「あっぱれ!!さんま新教授 」のネタ。
 江本勝氏という人の顔を初めて見た。週刊誌のバッシング記事とかで名前だけは知っていたんだけどね。
 あの例の水に音楽を聞かせるというのをやっていたんだ。
 確かに胡散臭そうなオヤジだが、疑似科学は失せろっていうんだったら血液型の性格判断のほうが早く消えてほしいな。
血液型性格判断と比べたらむしろ水の結晶のハナシのほうが信用できるとも思った。
 少なくともこっちは結晶のカタチを見せてるしね。
あとどっちもインチキだとした場合でも、ほっといたら害があるのはむしろ血液型の性格判断のほうだとも思うぜ。以前、話題になった警察の交通講習のハナシとかね。

 水のほうはケガの功名で無生物も愛でるというアニミズム的な共生感覚さえできていいんぢゃねーか…っていう。

 あと水がコトバを理解するってハナシはともかく、音楽を聴かせて結晶が整ってくるってのはないハナシぢゃないと思うよ。だってでんじろう先生がやってるシートに敷いた砂で声を視覚化する実験でもわかるように音ってきれいな波だったりする。
 その振動で地ならしみたいなことってあるかもよ。紙に字書いて瓶に貼っておく…ってのは知らんけどね。

 そもそも水というのはまだまだ未知の分野らしいしね。
化学物質にたよらない乳化剤や界面活性剤(同じか?)の可能性なんてのを聞くとワクワクするよ。

 ちょい前にやったNHKの「爆問学問 京大SP」で太田光が金星が意志を持って回ってるかもしれないとX線天文学の小山勝二ってセンセーに噛みついたら、そのおっさんには「議論にならん」と切り捨てられたんだけど、システム生物学の上田泰己センセイ「生命は創れないつまり定義で以上は生物と無生物の違いは言えない」とが助け船(…というか太田を介して噛みつきたかった?)を出した。
 まぁ、これは太田光が金星が生きていると信じていたというよりは、革新的に新しいことをする人ってのは常に異端であるわけだから、そういうヤツが学生として現れたときにアンタらは正面から相手をする度量はあるのか?と教育現場の姿勢を問いただしたかったってことなんだろうけどね。
小山センセは上田センセに対しても
「それは詭弁」とか言ったあげく
「こんなの教養番組じゃない」と企画まで否定しはじめた。

 まぁ、たしかに生物の定義がないからって、じゃあなんでも生きてるって考えるのは乱暴だし、そもそも効率が悪いけどね。
 やっぱりある程度の理屈をつけないと科学的仮説にもならんだろうってこと。

 でも、その仮説だけど心の正体は水の分子の働きだっていう仮説もあるらしいんだ。別にこれとて水自体に意識があるっていってるわけではないけどね。

 界面活性剤だけでなく化学物質に頼らない頭痛薬とか水でアタマがよくなるとかできないかな(笑)

少なくとも水にはまだまだ将来性がありそうだ。

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