●優しい時間…いや、マジで

　石原軍団の恥かきっ子、徳重聡がCXの…というか倉本聰のドラマ「優しい時間」に二週にわたってゲスト出演している。二宮和也扮する主人公・拓郎の暗い過去を知る元家庭教師というのが徳重の役どころ。
　父親が近所にいると知ってもなお会いにいかない拓郎に「どうして会いおうとしない」と問いただすシーン。拓郎は「会えるような自分になれてから会おうと思っている」と答えるのだが
私、思わず画面につっこんじゃいましたからぁ！

「倉本ドラマに出れる自分になってから、出てくれぇ！」

…と、もちろん二宮ではなく徳重に。
　「弟」のときはそんな悪くない気がして見てたが錯覚だったようだ。（あのドラマは三浦友和が予想外によかった…。）
っていうか、本読みでも厳しく演者に檄を飛ばす倉本先生がよくヤツを採用したな…と。
　存在感はある…ってことなのかしらん。少なくともわしには大根にしかみえん…
　徳重の出演に際し、石原軍団が炊き出しに出向いたというが、来られたほうも気ぃ使うだけで、あまりありがたくないだろうなぁ。だってカレーやら豚汁食わなくっても北海道ならいくらでも上手いモノ食えそうだし。
　迷惑の質でいうとシュワちゃんの来日みたいなものだ。「日本大好き」といって呼びもしないのによくきたけど、プライベートジェットの費用とか日本の映画会社もちだったらしい。

「優しい時間」でほんとうに優しいのは製作スタッフだな（笑）

　もうひとりの主演の長沢まさみが前の「食わず嫌い」に出てるの見て、いまどきの子だなぁ…と思った。いや、喋り方とか立ち振る舞いが…。最近人気沸騰の浅田真央ちゃんも銀盤では妖精のようだが、それ以外ではいまどきの子だなぁ…

　…ってついつい年寄り臭くなってしまった。ショホボボン