偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

●Ricky Gことガトームソンはサトームセンぢゃあないのだ!の巻

2005年08月10日 17時39分46秒 | ◎スポーツ
Ricky Gことガトームソンはサトームセンぢゃあないのだの巻

 横浜はまだAクラス争いがかかっているというのに(勿論ヤクルトは優勝が視野にあるが)仙台開催というだけで佐々木に花道を造ってやると言うとんだ茶番。
 しかもそれを試合序盤でやるということはみすみす“交代枠”を2枚無駄遣いしたようなもの。これは球宴でイチローを投手起用したとき以来の野球を冒涜した行為。野村克也氏が見たらさぞや怒ったことだろう。
 まぁ、佐々木といえば日本にいたとき、打たれるとすぐに「サインを盗まれた」とかなんとか騒ぐようなスポーツマンらしからぬ輩。最後の最期におよんで、この傲慢な演出はいかにも彼らしいともいえるか。

 そのサイン盗みの汚名をきせられた我らがスワローズが結果として3連続ホームランでヤツに引導を渡したというのには、なにやら因縁めいたものを感じる…

 さて、それに引き替え、昨夜のガトームソンの振り逃げ&リグスの本類突入という華麗なプレイは「スティング」ポール・ニューマンロバート・レッドフォードが演じたトリックプレイをも髣髴とさせる華麗なるコンビ技だった(笑)。
 いや、マジで野村克也氏が見たら泣いて喜ぶに違いない。

 特筆すべきはガトームソンが投手で、しかも外人助っ人という点だ。よくすごすごとベンチに引き上げる打者に追いすがるように念のためのボールタッチをしているキャッチャーの姿をよく見るが、
「ダメもとで走ってみればいいのに」
といつも思っていた。
 野球は確率のスポーツだ。地道に何回も試してみるうちには、たまに相手もミスをする。だから凡打でも全力で走るべきなのだ。むしろ走者が3塁にいるときなんてほうがちょっとしたきっかけで相手はパニックをおこすもんだ。
●この程度でフツーは振り逃げしない。
●ましてや打者は投手だ。
●しかも外人だ。
●百歩譲ってもフツーこのケースでホーム突入はない。★


この先入観のそろい踏みがみごとに化学反応をおこしたんだろう。
ひょっとしたら偶然にもこの助っ人二人が昼間の高校野球清峰(長崎)×p欠、工大名電(愛知)鹿における6回表清峰のプレイを見ていて参考にしたのかもしれない(笑)。
このままおこせよミラクル
GO SWALLOWS GO!!



ところでどうでもいいようなことかもしれないが
ガトームソンの読み方が気になる気になる
外国人の読み方なんてどう読もうと正解なんてないようなものかもしれないけど

「~ソン」という他の名前
例えば
「デヴッドソン」とか「ローバートソン」とか「ファーガソン」といった読み方に準じるなら

「↓ガ+トーム+ソン」みたいな下がりっぱなしのアクセントになるんぢゃないだろうか?
現在ニュースで使われているような
「↓ガトー+↓ムソン」みたいな二分割並列式だと
なんだか
「サトームセン」みたいで秋葉系かよっ!と突っ込みたくなる(笑)

ところで

そのガトームソンの公式サイト(っていうかパーソナルサイト)みたいなのを発見

rguttormson.tripod.com

しかしよりによってBGMがThe Vapors「Turning Japanese」とは…
なんだかなぁ
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