岸壁で休むカモメ達を後にして、フェリーに乗って世界文化遺産 Suomenlinna へ出掛けた。
氷海を渡る小旅行である。船賃は片道2ユーロと手軽なところがいい。
約10分の旅だ。
港から離れるに従って、大聖堂(Tuomiokirkko)がよく見えるようになる。やはりこの街のシンボルだな実感する。
進むうちに、大きな客船とすれ違う。うっ、大きい!
四六時中、ゴリゴリと氷を押しのける音が続く。湾内は、定期的に砕氷船が運転され、小さなフェリーでも海を渡ることが出来るのだ。
短い氷海クルーズを終え、着岸。
たまたま休日だったこともあり、どっと人々が降りる。「どっと」と言っても、そこはフィンランド。日本の状況でこの「どっと」という言葉を理解してはいけない。
フェリーは人だけなく、自転車や時には自動車も運ぶ。
2005年3月撮影