ナチカサヌ恋歌

歌うこと、踊ること、お酒を交えて語り合うこと、心動かされるヒト・モノ・コトとの出会いを楽しみに、毎日を過ごしています。

Day 5.メランコリー

2020年11月15日 | モノローグ monologue


↑38週のお腹↑

今日、娘を眺めていると、ふと妊娠中のことが蘇ってきて、なんだか切なくなった。
守ることで必死だったなぁと。コロナ禍だし、超高齢出産だし、とにかく、この奇跡を慎重に守ることだけに専念した。食べ物も行動も。

実際、仕事はリモートワークになり、妊娠を誰にも気づかれずに後期まで仕事ができたし(流石に安定期に入ってからは上司には伝えて仕事の引継ぎ計画を練り始めたが)、コロナ予防を理由に、妊娠初期段階(3月上旬)から友人たちからの飲み会などのイベントをお断りできた。超仲良しの友人にすら、伝えたのは、妊娠35週に入ってからで、産休に入ってからだ。

ただ、もう少し妊娠期間を楽しむようなことをしても良かったかなぁと思ったりもする。
妊婦写真を撮ってみたり(いやいやover40の姿見たいか?でも娘には見せたいと思い、唯一撮った写真↑)、せっかくの産休中に映画見に行ったりフレンチ食べに行ったり(これはできたんじゃね?)、普段会えない人に会ってみたり(まぁでも、状況的に人に会うことはやっぱりできなかったけれど)…。

入院前、家を出るとき、普段は超クールな夫が私の手を取って言った。
「今日で2人きりの生活は終わりだね。これまでの10年間ありがとう。今度帰ってくる時は3人だ。これからもよろしくお願いします」と。
照れ屋な私は、「よろしく!」とだけ言ったが、正直、涙がちょちょぎれた。

彼は、今のところ、荷物の運び屋だ。
毎日、私はせっせと動画や写真を送ってはいるが、出産してから、娘と私には一目も会えていない。切ないぜ、コロナ。

娘ちゃんは、よく飲み、よく手足を動かす。くーーー胎動が恋しいぜ。
本当だったら、今日が予定日。まぁでも、臍帯の短さを考えると栄養不足になったかもしれないし、早めで良かったかもなと、自分を慰める。

そして、やっぱり照れやな私は、妊娠中に我慢していた食べ物を書くことで、このメランコリーな気分を紛らわせてみようと思う。
 1位: 寿司(刺身含む)
 2位: ウォッシュタイプのチーズ
 3位: 生ハム
 4位: ローストビーフ
 5位: うなぎ



最新の画像もっと見る

post a comment