ナチカサヌ恋歌

歌うこと、踊ること、お酒を交えて語り合うこと、心動かされるヒト・モノ・コトとの出会いを楽しみに、毎日を過ごしています。

ポリアンナ

2014年11月24日 | モノローグ monologue
幼い頃は、自分の限界なんて知らなかったし、自分の努力次第で物事はどうにかなると信じて疑わなかった。実際、努力すればなんとかなった。というか、頑張っている自覚もなかったようにも思うし、両親は、ただ我が思いを優先してくれて応援してくれていた。きっと、色々恵まれていたのだと思う。

基本的には今も「為せば成る」と信じるが、一方で、自分の意志や働きかけではどうにもならないこともあるということをここ数年は感じることが多い。

まず、何よりも体力が衰える。意識的に気を配ってメンテするしかない。
そして、家族。自分の意志決定には、夫や家族を考慮する。
さらに、仕事。生活を支える基盤でもあるからないがしろにはできない。

大人になると、自分の意志と自分を取り巻く人々や物事による条件との狭間で、ジレンマに陥ることが多い。必ずしも100パーセントではない条件下でどれだけパフォーマンスを発揮できるか、ベターを得られか、それに尽きる。

ポリアンナは、幸せ探しをすることで、思うようにはいかない限られた環境下で、与えられた歓びに感謝していた。今思うと、随分、大人なコンテキストだと思う。早熟ともいうか。

子供は、エネルギーで満ち溢れている。行き場のないエネルギーを抱えて過ごすのは、相当なストレスなんじゃなかろうか。ポリアンナ的思考は、老化に向き合う頃合いに知るでよし。

結論…
何よりも安定した健康によるエネルギーが欲しい。

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